約束のネバーランド:第112話「追悼」
※2018年11月19日発売週刊少年ジャンプ51号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
「馬鹿め!馬鹿め!!生きているのは私だ!天は私の味方なのだ!!」
高笑いをするアンドリュー。
その時、岩陰からオリバーが狙撃する。
関節を狙った正確な狙撃に驚くアンドリュー。
オリバーはユウゴたちに狙撃訓練を受けていたのだった。
(俺たちをナメるなよ!!)
アリシアを救い、エマが倒れたドミニクに駆け寄る。
「踏み殺してやるぁ!!!」
ドミニクに襲い掛かるアンドリューを狙うレイ。
「子供(おまえら)が背負う必要はねぇ」
ユウゴの言葉を思い出しながら、覚悟を決める。
「死ねェ!!!ブタ共!!!食用生物がァッ!!!」
アンドリューが叫んだその時、レイは何かに気づく。
なんと、アンドリューの背後に巨大な鬼が迫っていた。
一瞬の隙を突き、ドミニクを救うエマ。
「ぎゃあああああァ!!!」
アンドリューが鬼に食われているうちに、その場を離れるエマたち。
ユウゴとルーカスの死を聞かされた仲間たちは悲しみに暮れる。
「いいよ。今だけは泣こう…今だけは」
号泣する子どもたち。
一方、周囲を見回るレイは、木の上のフクロウを矢で射る。
しかし、それはフクロウの姿をした監視カメラだった。
アンドリューたち追っ手が自分たちの監視をすり抜けてシェルターに入り込めたのも、このカメラがあったからだと説明するレイ。
そして、今いるこの場所も危ないと告げる。
どこ逃げればいいのかと悲観する仲間たちに、エマに促されルーカスが最後に受けた電話の話をするオリバー。
まだ味方がいるかもしれないが、家も仲間も大人(ユウゴ)たちも奪われた。
自分たちには安息の生活はないのかと嘆く子どもたち。
「うん、ないよ」
「だからそれを手に入れるために、私たちは戦ってるんだ!」
「あと2か月…それまでに必ず世界を変える」
自分たちならできる、希望があるなら行くべきだとエマ。
その頃…
「あの放送、あのシェルターにも届いたかな」
一人の男性が、背後にいるもう一人の男に問う。
「ああ、そのはずだ」
「始めるぞ”ジェイムズ”」
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