鬼滅の刃:第136話「動く」
※2018年11月26日発売週刊少年ジャンプ52号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
修行が一段落し、食事をする炭次郎たち。
悲鳴嶼は何だかんだでいい人だ、と玄弥。
才能がないから継子にはしてもらえなかったが、自分が鬼喰いをしていることを察して弟子にしてくれたし、体の状態を診てもらうよう胡蝶を紹介してくれたと話す。
食べ終わったら義勇のところへ行くという炭次郎だが、玄弥はまだ一町分も動かせていないから無理だと答える。
そんな玄弥に「俺はもう少しだ。呼吸も使えないのか。雑魚が!!」と罵る伊之助。
二人が取っ組み合いのケンカをしているのを仲裁する炭次郎。
そして、玄弥に「一緒に行けるならその時話そうと思っていた」と、玄弥の兄である風柱について話す。
岩の上にたたずむ善逸に声をかける炭次郎。
「やるべきこと、やらなきゃいけないことがはっきりした」と話す善逸。
炭次郎は口数が減った善逸を心配するが、
「これは絶対に俺がやらなきゃダメなんだ」
とだけ答える。
炭次郎は様子がおかしい善逸と、預けっぱなしの禰豆子を心配しながら義勇のもとへ向かう。
義勇は風柱・不死川と刃を交えていた。
互いに譲らない攻防の末、同時に二人の木刀が折れる。
物陰から見ていた炭次郎だが、次は素手で殺し合う…と物騒な不死川の物言いに思わず飛び出してしまう。
「おはぎの取り合いですか?」
不死川のところで稽古をつけてもらっていた時、ずっとほのかにもち米とあんこの匂いがしていたと炭次郎。
義勇「不死川は…おはぎが好きなのか…」
炭次郎「美味しいですよね!こしあんですか?つぶあんですか?」
我慢できずに炭次郎を殴り飛ばす不死川。
殴られ気を失っていた炭次郎が目を覚ますと、不死川は怒って立ち去ってしまっていた。
炭次郎は義勇になぜケンカをしていたのか問うが、ケンカではなく柱稽古の一環だったと義勇。
邪魔をしてすみませんと謝る炭次郎。
義勇「自分はうまくしゃべれなかったし、不死川はずっと怒っていたから好物が分かってよかった」
今度から懐におはぎを忍ばせておいて、不死川に会ったときに渡せば仲良くなれると思う、と話す義勇に、自分もそうすると炭次郎。
その頃、イライラしながら歩く不死川は、草むらから何かの気配を感じる。
すばやく捕まえ握りつぶしたのは…鳴女が鬼殺隊の居場所を把握するために放ったものだった。
一方、産屋敷邸。
お館様「やあ…来たのかい」
「初めましてだね…鬼舞辻…無惨」
無惨「…何とも醜悪な姿だな…産屋敷」
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