食戟のソーマ:第289話「俺はお前になりたい」
※2018年11月26日発売週刊少年ジャンプ52号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
自分の評価額はいくらだと聞く創真。しかし、これまで高額を連発していたランタービは持ち合わせがなく、とりあえず合格ギリギリの100ドルを渡す。
司と稼ぎ勝負をしていた創真は文句を言うが、「優勝の名誉と副賞に近づいた」となだめる司。
「副賞?」
ちゃんと書類を確認していなかったという創真を叱るランタービ。
そして、「WGOの最高責任者であるブックマスターの指定料理人になれる」という特権が副賞だと説明する。
参加したノワールたちは、莫大な年俸がもらえるというその副賞が目当てだろうと司。しかし創真は「実家の常連客のほうが大事」といって、さらにランタービを怒らせる。
一方その頃、本丸前では朝陽がえりなに自分の生い立ちを話していた。
アメリカの貧民街で生まれた朝陽は物心ついた時から父親がおらず、酒浸りな母親と暮らしていた。そんな母親も亡くなり施設に引き取られた7歳の時、創真の父・城一郎と出会った。
城一郎になついていた朝陽だったが、15歳になったころ、創真の母が亡くなり城一郎は日本へ帰国することに。
どうして俺は
城一郎の子として生まれてこなかったんだろう
「俺はお前になりたい…!」
やっと出会えた”父親”を奪われた…
その想いから、朝陽は創真を敵視していたのだった。
第二の試練が終了。表の料理人は半数が脱落したが、裏の料理人はすべて合格しているという報告を受けるブックマスター。
「…これにて前座は終い。いよいよここからが本当のBLUEーー」
「次の門で…見せつけてやることとしよう。此度のBLUEが…どういう大会であるかをの…!」
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