黄昏流星群:第8話(11月29日放送)あらすじ
瀧沢完治(佐々木蔵之介)と 真璃子(中山美穂)の娘、 美咲(石川 恋)が姿を消した。美咲は日野春輝(藤井流星)との結納をすませたばかりだ。テーブルには「先生とロンドンに行く」という美咲のメモ。美咲の相手が、40歳近く離れた戸浪恭介(高田純次)だと完治に聞かされ真璃子は驚愕する。
しかしそれ以上に、完治だけが二人の関係を知らされていたことに大きなショックを受ける。目黒 栞(黒木 瞳)とホテルにいた時に鉢合わせしたと言えない完治は、偶然二人が一緒にいるところを見たからだと話す。だが、その曖昧な説明に真璃子はさらに動揺する。
完治と真璃子は日野家に経緯を詫びに行く。謝るしかない完治たちは、帰りに激昂する 冴(麻生祐未)に塩を撒かれる。昏倒しそうな冴を支え、「僕も悪いんだ」と言う春輝の言葉に冴は疑問を抱く。
荻野倉庫に出社した完治が食堂を覗くが栞の姿はない。そんな完治は朝礼で社長に想い出ボックスが評判になっていると称えられた。自分の手柄ではなく、 川本 保(礼二)たちが支えてくれたからだと応える完治。完治は銀行の融資を確約し、川本との距離も縮まりつつあった。
食堂で小俣房江(山口美也子)から栞が体調不良で休んでいると聞いた完治は家を訪ねる。すると栞は頑として会おうとせず、完治は追い返されてしまった。家に帰った完治は真璃子と二人きりの夕食。美咲を心配する真璃子を完治がなだめているとドアチャイムが鳴る。やって来たのは戸浪の妻、和代(松本留美)で…。
出典:公式サイト
夫がどこへ行ったのか知らないかと聞く和代。自分たちも娘がどこにいるのかわからない、申し訳ないと謝罪する完治と真璃子。
和代は、戸浪は外では格好つけているが、家では酷いクセがある。夫はどうせ捨てられるだろうと言い、離婚はしないと告げる。
美咲が何も言わずに姿を消したことにショックを受けている真璃子に、「そんなに大切なものがあるなんて羨ましい」と聡美。
川本に誘われ、いつもの飲み屋へ行く完治。わだかまりが解けて和やかな雰囲気で飲んでいると、完治の携帯に美咲から電話がかかってくる。
空港で美咲と話す完治。戸浪の妻が家に来て、離婚しないと言っていたことを話す。美咲は「結婚したいわけじゃない。1分1秒でも長く一緒にいたいだけ」と答え、気持ちは変わらないと告げる。
そして、栞に「父と別れて欲しい」と言ったのは自分だ、と告白する。
「お母さんには合わせる顔がない」という美咲に、「お母さんにはちゃんと話しなさい」と自分の携帯を差し出す完治。
美咲は真璃子に電話し、「お母さんの思うような大人になれなくてごめん」と謝る。
その言葉に「あなたが元気でいてくれればそれでいい」と、ロンドンヘ行くことを了承する真璃子。
「お前はいろんな人を裏切って行くんだ。だから、絶対幸せになれ」
そういって美咲を送りだす完治。
帰宅し、二人で食事をする完治と真璃子。美咲の好物であるビーフシチューを食べながら、美咲のことを思い出し涙を流す真璃子。
悲しむ真璃子の手を握り慰めようとする完治だが、拒絶されてしまう。
完治が会社で川本に娘のことを話していると、若葉銀行から「来週本店に来い」と電話がかかってくる。
同僚の房江がクリスマスローズを持って栞の家にやってくる。
「この花は日陰のほうが良く咲く。そんな花もある」と聞き、自分と重ねる栞。
いつもの居酒屋で偶然再会する完治と栞。店主に娘が出て行ったことを話す完治。
「娘の気持ちがわかるから止められなかった。好きになってはいけない人を好きになる気持ちが」
そして、栞に対する気持ちを告白する。
それを聞いて、「買い出しに行ってくる」と店を出る店主。
二人きりになり、栞も完治に抱いている想いを吐き出す。
「あなたが好きです…」
完治は二人で山へ行こうと誘う。
帰宅した完治は、銀行から呼び出されたことと、週末に山へ行くことを真璃子に話す。
山へ行く準備をする栞は体調に異変を感じる。立ち上がろうとした時につまづき、房江からもらったクリスマスローズの鉢植えを割ってしまう。
後日、栞は病院で診察を受ける。その結果、母と同じ糖尿病だと診断される。
山登り当日、栞から完治に「行けなくなった」とメッセージが入る。
「ありがとうございました。素敵な景色をたくさんたくさん見せてもらいました。忘れません」
続けて送られてきた、別れの挨拶のようなメッセージを見て、慌てて栞の家に向かう完治。しかし、そこに彼女の姿はなかった。
春輝にハンカチを返し、美咲のことを謝罪する真璃子。
「本当に…これで終わりですか」
春輝は今後も会いたいと迫るが、春輝の想いには応えられないと断る真璃子。
「最後に一つだけお願い、聞いてもらえますか?」
春輝は自宅に真璃子を連れて行き、ハーブティーを入れてもらう。その様子をみた冴は、驚きのあまり倒れてしまう。
完治のもとに、銀行にいた頃世話になった守口から電話がかかってくる。
呼び出されたバーで守口と話す完治。
「色々あって専務に返り咲いた」
そして、守口専務は完治に「銀行に戻ってこないか?」と問いかける。
冴を病院へ運ぶ春輝と真璃子。
車で真璃子を家まで送った春輝は、「お元気で」と車を降りようとする真璃子を引き留める。
「行かないで…」
そして、二人は口づけを交わす。。
※誤字脱字・解釈の違いはご容赦ください。
各話あらすじ
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話
参考リンク
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