食戟のソーマ:第291話「異能の料理人」
※2018年12月10日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
審査員の判断が信じられない大泉は、自ら試食し…
「嘘じゃろ…この皿の味…」
「必殺料理級の美味さじゃーー!!!」
と、ノワールの女性(サージェ)の作り上げた一皿に驚愕する。
『必殺料理』…。遠月学園では、その人物にしか作れない、真に独創性のある品のことをそう呼んでいた。
「つまり、ブックマスターはこう仰っているのだ。あの牛肉を使って今この場で必殺料理を出してみよ!とな」
そう説明する審査員。
無茶な要望に表の料理人たちはざわめくが、「兵装料理」のサージェが追加の皿を試食させて黙らせる。
さらに、サージェに続き腕を振るいだすノワールたち。
ジャグリングのように調理する見世物料理「調理場ピエロ」マルカンタ
肉塊から血を抜き最高の調味料にする血液料理「赤黒の処刑人」クロード・ビル
ギロチンのような器具で肉を透けるほど薄く切って虐めぬく加虐残虐調理「跳ね回る狂気」バニーヘア
彼らの皿を試食したサージェと審査員たちは「及第点だ」と納得し、3人は合格となる。
「良きかな良きかな!これが”裏”の者たちなのだ!!」
今回のBLUEにノミネートされた裏の料理人たちは、いずれも類稀なる「異能」の持ち主。表の料理人には真似できないだろうとブックマスター。
言葉を失う表の料理人たち。
(これでは表の料理人は全滅必至…!)
大泉がそんなことを考えるが…どこからかブツブツと呟く声が聞こえてくる。
「あの肉の品質…持ってる脂の量からすると…最も美味しく仕上げるには…」
それは恵の声だった。
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