獣になれない私たち:最終話(12月12日放送)あらすじ
九十九(山内圭哉)の、社員を大切にしない仕事のやり方に抗議をしたところ、逆に「お前がいなくても会社はどうにでもなる。辞めればいい」と言われてしまいショックをうけた晶(新垣結衣)…。
家族を救うために始めた粉飾決算への加担を「もうやめさせてくれ」と頭を下げて頼むも、抜け出せなかった恒星(松田龍平)…。
傷ついた心のまま一夜を共にした2人は、あの夜のお互いの気持ちが分からずモヤモヤしていた。
5tapでちゃんと向き合って話そうとした晶と恒星だったが、会社を休んだ晶を心配した松任谷(伊藤沙莉)と上野(犬飼貴丈)がやって来たり、京谷(田中圭)が訪ねて来たりと大混乱!
落ち着いてようやく本音で話そうとした2人に今度は呉羽(菊地凛子)から着信が。収束しない過去の男性関係でのバッシング記事やネットでの悪評によって、これ以上夫のカイジに迷惑をかけないためにある大きな決断をする呉羽!
その一部始終を見とどけた晶と恒星…「獣になれず」に生きてきた2人が最後に自分自身で選ぶ人生は⁉
出典:公式サイト
カイジのために謝罪会見を開くと決意した呉羽。最初のうちはマスコミの質問にも大人しく答えていたが、いつものマイペースな呉羽に戻ってしまう。
記者会見を開いたことを後悔している、といってその場を立ち去ろうとする呉羽に、「あんた、何しに来たんだ」と投げかける記者。
「自分以外の何者にもなれないって確かめに」と答える呉羽。
その様子をネット配信で見ていた晶と恒星は、呉羽のように感情的になれないと意見が一致する。
「それでも…人に支配される人生はご免だ」と恒星。
ネットカフェで呉羽の謝罪会見を見ていた朱里。そこへ晶がやってくる。
「あの会社で働けなかったからって、自信なくすことないよ」
「どこか別の、朱里さんに合う場所がある。私もこれから探す」と告げ、朱里を慰める晶。
出社した晶は、九十九社長に朱里の退職届を渡す。
そして、今まで溜め込んできた想いをぶつけ…
「今まで、お世話になりました。自分を殺して、本当に死んでしまう前に…辞めます」
そう言って、退職届を出す。
「何が不満やねん!!!」
晶に向かって怒鳴る社長に、「何が不満かは今までさんざん言って来たよ!」と佐久間が返す。そして、一部始終を見ていたほかの社員たちも、社長に不平不満をぶつけるのだった。
恒星は自分が関与している粉飾決算について、税務署に報告する。そして、取引先の担当者を直接訪れ、受け取った300万円と書類を突き返す。
「もう手は貸しません。あんたらの所得隠しもついでにタレこんどいたから」
そういって、担当者を一発殴って逃げていく。
恒星は公認会計士の資格を失い、事務所を畳むことに。晶は業者が片付けているのを見ていたタクラマカンに恒星の居場所を聞くが、「また新しい飲み友達ができるよ」と言われてしまう。
朱里は、三郎と同じラーメン屋で働いていた。
京谷から「やりなおそう」と言われていた晶は、改めてやり直せないことを告げる。晶が部屋でビールを飲んでいると、恒星から電話がかかってくる。
「明日、5tapの周年だよ。今年こそナインテイルドキャッツ飲まないと」
「来ないつもり?」
「ビール飲もうよ。一緒に飲みたい」
そう、声をかける晶。
翌日、5tapには朱里や三郎のほか、晶に謝らせようと九十九社長を連れて松任谷たちもやってくる。しかし、いつまで経っても晶と恒星は現れなかった。
二人は、ナインテイルドキャッツを製造しているところへ直接飲みに行くのだった。
お互い無職の晶と恒星。
「命があっても人生終わり」
出会った頃と同じセリフを言う恒星に、「終わってないよ。変わっただけ」と返す晶。
そして…「乾杯」。
カイジと呉羽はシドニーで…「乾杯」。
京谷は上司と参加した合コンで…「乾杯」。
千春は息子夫婦と仏前で…「献杯」。
5tapでは九十九社長と肩を組んで飲む朱里の姿が。
晶と恒星は近くの教会へ。16時に鐘が鳴ると聞き、晶がスマホを確認すると、現在15:59。
晶「鐘…聴きたいなぁ。…聴こえないかな…」
恒星「我々の感覚は退化してますからね」
晶「鳴らなくても、聴こえなくても…一緒にいることってできるかな」
恒星「それは…分からないけど…俺たち次第じゃない?」
そして、16時。
教会の鐘は…鳴った?(※鐘は動くが、音が鳴ったかは分からず)
手をつなぐ晶と恒星。
※誤字脱字・解釈の違いはご容赦ください。
各話あらすじ
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話
参考リンク
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