呪術廻戦:第42話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑨ー」あらすじ
※2019年1月7日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
交流戦前、野薔薇に「真希さんのことをどう思う?」と聞かれて戸惑う虎杖。
「と…とても…素敵な女性かと…」
遠慮がちにそう答えるが、「あ?術師としての話よ」と野薔薇。
それを聞いた虎杖は、「術師うんぬんはよくわからないが、ケンカは超強い」と返す。
野薔薇は、真希がいまだに4級止まりなのは、家を出て行った真希の昇級を身内が邪魔しているのだと説明する。
それを聞いていたパンダ先輩は、今回の交流会で活躍すれば、名が売れて身内からの嫌がらせも難しくなるだろうと話す。
「そのためにまずは団体戦で勝つ!アンタももういっぺん死ぬ気でやんなさい」
と、虎杖を脅す野薔薇。
会話が聞こえていた真希は「余計なこと考えてんじゃねーよ」と返すのだった。
戦いの最中、そんなやり取りを思い出し、笑みがこぼれる真希。
「何…笑ってんのよ!」
麻依が銃を撃ち込むが、真希は飛んできた弾丸を真っ二つにする。
そのまま麻依から距離を取る真希。
麻依が足場にしていた木の枝が斬られていて地面に落下すると、そこでは真希が待ち構えていた。
接近戦ではとうてい真希に敵わない麻依。
(分かってた。真希には私にはない才能がある)
回想シーン。二人の子ども時代。
真希と麻依の話をする大人たち。片方は術式どころか呪いも見えないと噂をしていた。
「やはり双子は凶兆か…」
それを襖の影から聞いていた麻依。
そして二人は成長し、真希は当主の直毘人(なおびと)に家を出ると告げる。
「雑用係は足りてんだろ。心配しなくてもそのうち戻ってくる」
そして、自分が禪院家の当主になると言い放つ真希に、それなら麻依も含めて相応の試練を与えると告げる直毘人。
そのやり取りを隠れて聞いていた麻依。
「嘘つき…大っ嫌い」
時は交流戦に戻り、激しい戦いを繰り広げる二人。
6発撃ったことを確認し、リロードされる前に仕留めるつもりの真希だったが…
アンタなんか大嫌い
だから初恋も…術式も
アンタに教えたことはない
銃から発射される弾丸。
麻依は「構築術式」で弾丸を作っていたのだった。
(私の…勝ちよ)
弾丸は真希のこめかみへまっすぐ飛んでいく。
しかし、真希は目の前に迫った弾丸を素手で掴み取る。
「素手で触るもんじゃねえな」
形勢は逆転、麻依に刀を向ける真希。
真希「決着…ってことでいいな?」
なぜ家を出たのか問う麻依。そして、自分は呪術師になんてなりたくなかったと叫ぶ。
真希が頑張るから自分もそうせざるを得なかった。呪術師なんかより禪院家で雑用をして、適当に生きればよかったのに…
麻依「なんで一緒に落ちぶれてくれなかったの?」
そう告白する麻依に、あのままでは自分を嫌いになっていたと答える真希。
真希「ごめんな」
麻依は子どもの頃を思い出していた。
手をつなぐ二人。怖がりな麻依は、手を離さないでと真希にせがむ。
麻依「絶対…おいてかないでよ」
真希「当り前だ。姉妹だぞ」
そのやり取りを思い出し、膝を抱え込む麻依。
「嘘つき…大っ嫌い」
京都姉妹校交流会 団体戦
禪院麻依・釘崎野薔薇–棄権
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