アクタージュ:第48話「別れ」あらすじ
※2019年1月7日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
舞台は終盤へ。
カムパネルラに異変を感じるジョバンニ。
舞台上の阿良也を見ながら涙を流す七生。
「私…巌さんと出会えて…皆とお芝居ができて本当に良かった」
心配する亀太郎たちにそう話す七生。
舞台上では、カムパネルラがジョバンニに別れを告げていた。
『僕もう行かなくちゃ』
観客の中にはジョバンニに感情移入して涙ぐむ者もいた。
アリサは彼らの芝居が涙を誘うのは、これまでの旅と出会いを通して、ジョバンニはカムパネルラの死に気がついているからだろうと推測する。
(本当は気がついているのに、現実から目を背ける…そんな人間らしさに人は共感する)
話の流れとしては、このままカムパネルラはジョバンニの前から立ち去り、ジョバンニは元の世界へ。そこで改めてカムパネルラの死を教えられるのだった。
そして、自分たちの初日はこれでおしまいだ、と七生。
『カムパネルラ、行くって一体どこへ…』
その時、目の前の景が一瞬、巌の姿に見える阿良也。
そして、そのままフリーズしてしまう。
本当は、巌の死がそう遠くないことに気づいていた。日に日に小さくなっていく身体は…老いのせいだと言い聞かせてごまかしていたと思い知る。
景と巌のウソに気づかないフリをしていたんだ…。
『ジョバンニ』
景の声でハッとする阿良也。
『さようなら』
そう言われて、思わず景の腕を掴んでしまう。
俺は
本当の”別れ”というものを
知らなかったんだ
『いやだ』
思わず本音を言ってしまう阿良也。。
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