ハイキュー!!:第334話「ネガティヴ限界突破」あらすじ
※2019年1月21日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
冷静さを取り戻した赤葦は、自分のすべきことだけを考えていた。
蝦夷田のサーブを猿杙が拾い、木葉へ。桐生を足止めするため、わざと桐生に拾わせる位置へ落とす。
桐生はけん制
レフトはない
このパターンから可能性が高いのは…
真ん中
先を読み、打点の先に移動する赤葦。
木兎と鷲尾がブロックに飛び、猯のアタックは鷲尾がワンタッチで凌ぐ。
赤葦が上げ、高い打点から鷲尾がスパイク。尾新が上げたボールはネット際へ。
木兎がダイレクトで押し込む。
貉坂22-23梟谷
「フゥーーーッ」
大喜びではしゃぎまわる木兎の姿に盛り上がる会場。そして、観客からの木兎コールが響き渡る。
(俺の時はやめて欲しいけど、木兎さんなら追い風には全部乗る)
赤葦の予想通り、目を輝かせて喜ぶ木兎。
世界が!!!俺に加勢している!!!
勢いに乗った木兎はサービスエースを取り、第2セットは梟谷が先にセットポイントを迎える。
貉坂22-24梟谷
そして、木兎のサーブ2回目、強烈なサーブを何とか拾い桐生へ。しかし、鷲尾がブロック。
第2セット終了
貉坂22-25梟谷
作戦会議で木兎ブロックをやめた方がいいか話していると、貉坂の監督・九刷(くずり)が
「エースを選択させる状況は自分らで作るんやろが!攻めは最大の防御!」
と一喝する。
絶好調の木兎を見て、「”楽しい”こそが”最強”なんや」と呟く桐生。二人は相性が悪いと分析する九刷監督。
そんな桐生に、「わかる!『かわいいは正義』みたいな感じやろ!」とズレた反応をする貒。
「残念ながらお前は『かわいい』にはなれんちゃけど…『楽しい』は作れる!きっちい筋トレと練習次第で!」
「お前は全部やってきたけんな」
的外れながらも、しっかり桐生を元気づける貒。
木兎光太郎
俺はお前が怖い
お前んような男と戦えば
自分の小ささを浮き彫りにされる
俺には怖えもんがいっぱいや
仲間の鼓舞も、期待も歓声も
どこかプレッシャーに感じちょった
(弱えくせに、何を一丁前に)
自虐的にほほ笑む桐生。
実況『さあ勝負の第3セット開始!』
自分に自信など全くない
でも
仲間に恵まれた自信はある
強い仲間が
そこまで言っちくれる
仲間たちへの想いを胸に、試合へ臨む桐生。
逃げ出すくらいなら
自惚れろ
そしていよいよ、運命の第3セットが始まる。。
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