【ジャンプ】アクタージュ:第50話「阿良也と巌②」あらすじ&ネタバレ

アクタージュ:第50話「阿良也と巌②」あらすじ

※2019年1月28日発売週刊少年ジャンプ掲載

この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください


阿良也は女性について巌に聞いていた。

「星アリサ。昔の女だよ」

それを聞いた阿良也は、何をすれば昔の女にあんな殺意を向けられるんだと問うが、巌から「昔の女は冗談だ」と言われ、「あんたの冗談は笑いどころがわからない」と返す。

「昔、俺の舞台に立った女優だ。…元女優か」

辞めた人間をキャスティングしようなんて見境ないな、と阿良也。

「今の俺なら償えると思っちまったんだ…舞台の上で」

償いは何かと聞こうとする阿良也だったが、巌もそれ以上のことは話そうとしないのだった。

帰ろうとする巌を引き留めるために、阿良也は飲めない酒を一気に飲み込む。

そして、酔いが回って倒れてしまう。

学校でのシーン。

阿良也は国語の授業で「銀河鉄道の夜」を学んでいた。

先生が音読した続きを読むように言われるが、固まってしまう。気を利かせた隣の女の子が代わりに読むと申し出た時、急に怒り出して女の子の髪を引っ張ってしまうのだった。

どうしてか子どもの頃から文字というものが頭に入ってこなくて

どうしてか昔からみんなと違うところで怒ってしまって

いつも悲しい気持ちだった

巌からスカウトされた時のことを思い出す。

(どうして怒ってるの?嫉妬ってやつ?)

彼女に投げかけた言葉を思い出す。

ああ、そうか。

俺の”これ”も嫉妬じゃないか

そして、星アリサの姿を思い出した時…

「俺が役者になる。だからあんたは俺だけを見ていればいい」

地面に倒れながら、巌にそう宣言する阿良也。

あの女と何があったのか

あんたが何を償いたかったのか

聞くのはやめた

俺が

あんたの一番になれさえすれば

全部済むと思ったから

(なのに…まだこれからなのに)

「いやだ」

舞台上で、思わず景の腕を掴んでしまう阿良也。

それを見ていた黒山は

てめえの死を使ってここまで引き出すか

素晴らしい…嫉妬すら覚える

だが…

さらに、アリサも

千世子、よく見ておきなさい

芝居に溺れた人間の行く末を

巌裕次郎

あなたは”私の時”と何も変わっていない

観客を魅了する

芝居を超えた芝居

それと引き換えに

あなたはきっとその芝居(かんじょう)から

帰ってこれないーーー

だから言ったのよ

役者はやめておきなさいと

舞台上には、景に縋りつく阿良也の姿があった。。


※誤字脱字、解釈の違いはご容赦ください。

参考サイト

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