ドクターストーン第59話:声は無限の彼方へ
※2018年5月28日発売週刊少年ジャンプ26号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください。
電波をゲットした千空たちは、続けてマイク作りへ。
ワインと海藻でマイクができると千空。
ワインの栓にこびりついているピンクの粒と焼いた海藻をお湯に溶かし、音を電気に変える「ロッシェル塩」を作り出す。
出来上がったロッシェル塩をプラスチックのメガホンに貼り付け、「ケータイ」を完成させる。
「声が大空を舞うのはいいが、それをキャッチするのは誰なのだ?」との問いに、実はもう一台必要だとカミングアウトする千空。
ケータイ電話としてはもう一台必要になるため、長いコードを繋げてルリのいる離れた場所へ声を届けるクロム。
想いを告白するチャンスだと言われ、「ヤベーだろ、科学はよ!」と叫ぶ。
その声は、電話を通じてルリのもとにも届いていた。
「まるでスピーカーですね」と呟くルリ。
驚く千空が聞き返すと、蜂の種類だと答える。
石神村に伝わる百物語:その14
スピーカーという、おしゃべりが大好きな蜂がいました。
スピーカーは墓石に針を刺すと、死者の声をしゃべることができたのです。
はじめはよく意味が分からなかった千空でしたが、「其の14(いし)だって。千空の誕生日じゃない」と言われ、墓地(父親の墓標)に何か隠されていると気づく。
墓地へ行き、墓石を手にする千空。
墓石はタイムカプセルで、強く素早く割らないとダメだと言う。
千空の言う通りに割ると、中から銀色のかたまりが現れる。
アルミホイルでガードされたその物体を塩酸で洗うと、ガラスの円盤だった。
「円盤」「スピーカー」「針でおしゃべり」そのヒントから連想する物は…
レコードだと気づく千空たち。
『その円盤に俺の親父たちの声が入ってる』
ルリは科学の素晴らしさに感動する。
–第59話おわり–
※誤字脱字、解釈の違いはご容赦ください。
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