アクタージュ:第33話「夜景」
※2018年9月15日発売週刊少年ジャンプ42号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください。
\前作のあらすじはこちら/

立ち稽古が始まり20日。
本番までは残すところ30日を切っていた。
夜凪は阿良也と渡り合うまでに成長していた。
しかし、二人はまだ化けると確信している巌。
そしてアイツも、とアキラを見る。
その夜、屋形船で食事会をする劇団員たち。
阿良也のアイデアでアキラに色仕掛け勝負をする夜凪と七生。
楽しむ劇団員たちに「屋形船は景色を楽しみながら食事をするところだ」と言い、外を見るよう促す巌。
流れる夜景は夜空に輝く星々のようだった。
その光景はまさに銀河鉄道の車窓。
屋形船での食事会は、巌が「死」という概念を想像させようと考え設けられたものだった。
自分が演技をしてる動画をスマホで見ているアキラ。
「つまんねえ芝居だ」
動画を覗き見た巌。
「なによりまず手前(てめえ)に芝居してやがる」
母親の名前や事務所の看板のせいで、自由な演技ができていないと指摘する。
アキラが理由を聞こうとするが、巌はそのまま寝入ってしまう。
アキラに絡みに来る七生。
彼女から今回の舞台が巌の最後の作品になることを聞く。
「そんな大切な舞台に、僕なんかがなぜ…」
と自分を卑下するアキラ。
その言葉を聞いてアキラのズボンを下ろす亀太郎。
俺はまだお前の演技を認めていない。
「認めさせてみろ」と喝を入れる。
しかし、アキラは30日しかないのに成長できる気がしないと弱音を吐く。
普通の30日と巌さんの下での30日は違う。
「あの人の下でならいくらでも化けられる」
と七生。
別の場所でボーっと景色を見ている夜凪。
そこへ「巌が呼んでいる」と阿良也が伝えに来る。
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