獣になれない私たち:第1話(10月10日放送)あらすじ
出典:公式サイト
住宅街にあるクラフトビールバー「5tap」…そこに2組の男女が来店していた。一方は、ECサイトの制作会社に勤める深海晶(新垣結衣)と、大手デベロッパー勤務の花井京谷(田中圭)のカップル。
京谷は、自分の母親が「恋人の晶にとても会いたがっている」と話しているが、晶は他のことに気を取られて聞いていないように見える…。
もう一方は、バーから徒歩3分の場所に公認会計士・税理士事務所を構える根元恒星(松田龍平)と橘呉羽(菊地凛子)のカップル。
呉羽が唐突に「私、結婚した!」と告げて薬指のリングを見せたことに、驚く恒星。呉羽はそんな恒星のことは気にせず、シャンパンがわりに結婚祝いのビールを開けさせ、「5tap」店内にいる客たちに振る舞いはじめる。
晶と京谷もその乾杯の輪に加わり、4人は偶然にも一緒に呉羽の結婚を祝うことになった。バーの店主・タクラマカン斎藤(松尾貴史)が「恒星と呉羽は付き合ってたんじゃなかったの?」と質問すると、呉羽は「お互いに大して好きじゃなかったから」と笑った。
隣にいる恒星は呉羽の発言に肯定も否定もしないが、晶はその言葉の意味が気になっていた。
実は晶には、京谷との間に抱えた「ある大きな問題」があったのだ…。
二人の間でその問題はずっと棚上げにされていて、京谷が晶のアパートに泊まった夜も、なんの話もできないまま…。
翌朝、目覚めた晶。出勤前から始まる、社長の九十九(山内圭哉)からの仕事の連絡に悩まされる。満員電車に揺られている間もひっきりなしにかかる電話…
誰よりも早く出社した晶は、始業前に九十九の指令と同僚からの頼みごとを一気に片付ける。この会社では一事が万事この調子で、全ての負担が晶にかかっていた。
いつものように疲れ果てて、帰路につく晶。駅からの帰り道にある5tapにいつものように立ち寄ると、恒星が先に飲んでいるのに出くわした。
お互いこの店の常連なものの、これまで話しかけたことがなかった晶だが、思い切って声をかける。
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呉羽が言っていた「お互いたいして好きじゃなかった」という言葉の意味について聞く晶。
「どうしても結婚できない事情があった」と恒星。さらに、「人生の残り時間が長くない」と告げる。
気まずい雰囲気が流れる店内。恒星が電話に出ている間に、会計を済ませる晶。
晶がいなくなり、店長に彼女の悪口を言う恒星。
「暇な女の野次馬好奇心?」という恒星に、晶が結婚を控えていて、マリッジブルーなんじゃないかという店長。
「完璧な笑顔が気持ち悪い」などと話していると、トイレから晶が出てくる。
何も聞こえていなかったかのように笑顔で店を後にする晶を「ああいうのが気持ち悪い」と恒星。
呉羽と仕事の話をする恒星。
契約書の苗字が変わっていることに気づき、本当に結婚していたのかと淡々と話す二人。
営業の松任谷夢子(伊藤 沙莉)や新人の上野発(犬飼 貴丈)など、他の社員の仕事も全て任されてしまう晶。
結局断れずにすべて引き受けてしまうのだった。
プレゼンが終わり、京谷の母・千春(田中美佐子)との会食に遅刻する晶。
千春から両親について聞かれ、父親からDV被害を受けていたことや、母親がマルチ商法にハマってしまい、縁を切ったことを話す晶。
素直な晶を気に入り、結婚にも乗り気な千春。今から京谷と一緒に住めばいいとアドバイスをするが、京谷の家には元カノ・長門朱里(黒木華)がおり、京谷と一緒に住んでいるのだった。
上野が仕事でミスをしてしまい、その尻拭いをさせられる晶。
取引先まで出向き、資料の差し替えなどを行いなんとか事なきを得るが、続けて松任谷のミスも発覚し、別の取引先で土下座をして謝罪する。
疲れ果て、駅のホームで思わず電車に飛び込みそうになる晶。
うつろな表情のまま5tapへ行き、すごい勢いでビールを飲む晶に、「マリッジブルー?」と聞く恒星。
「結婚ってしたいものなの?」と聞く恒星に、「今は恋がしたい」と答える晶。
店を出て、自分の事務所に誘う恒星。
実は5tapの一周年記念パーティでも誘われていた、そんな誘いに乗るほど馬鹿じゃないという晶に、「馬鹿になれたら楽なのにね」と返す恒星。
翌日、ライダースジャケットにブーツ、サングラスをかけて出社した晶は、社長の九十九に業務内容の改善要求書を突きつける。
※誤字脱字・解釈の違いはご容赦ください。
各話あらすじ
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話
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