HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)第384話「抗争」
※2018年10月15日発売週刊少年ジャンプ46号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
\前話のあらすじはこちら/

シャ=ア一家事務所。
そこには幻影旅団メンバー・フィンクスたちの姿があった。
組長補佐で第7王子私設兵軍事顧問のタハオに、エイ=イ一家のヒットマンが念使いだと報告をする部下。
早急に手を打つ必要があるという言葉に、「それと旅団がどう関係するのか」と問うタハオ。
フィンクスはヒソカという男を探していてこの層(第5層)にはいなかった、上の層を探したいから第4層のシュウ=ウ一家に話を通して欲しい。そうすれば念使いのヒットマンは自分たちが始末すると話す。
さらに、ヒットマンが狙っているのは上層階への直通路だろうとフィンクス。
エイ=イ一家には第4王子の通路があるはずだ、なぜこちらの通路に?とタハオ。
組長の命でも狙っているんじゃないか?と答えるフィンクス。
タハオの部下も、襲名したばかりのモレナを第4王子が警戒している可能性がある、モレナが第1層にいるかどうかをリー組長に確認して欲しいと頼む。
「わかった」
そうなると、モレナの居場所次第で状況が変わってくる。上の層にモレナがいなかったら旅団はもう抜けられないとタハオ。
なぜだ?と問うフィンクスに
『全面抗争になる』
と答えるタハオ。
カキンのマフィアには喧嘩(カチコミ)の流儀がある。
組員の独断で勝手に殴り込みや銃撃をやる場合、事前に組長に相談して組長同士で連絡を取り合う。
そして、その際の手打ちは被害者側の組長がバランスを考えて金や体の一部・命などを要求するというのが決まりになっていたのだった。
さらに、暗黙のルールとして事が起こってから24時間以内に組長同士が連絡を取り合う。
その際に最も重要なのが、「組長が縄張りから離れた場所にいた」ということだった。
ゆえに、モレナが第1層や第2層にいた場合はそこまで大きな問題にはならないが、縄張りである第3層にいていまだに連絡がないという場合は、ルール違反になるため全面抗争になるのだとタハオ。
そうなれば、エイ=イ一家のヒットマンを殺せば旅団も巻き込まれることになる、と付け加える。
別に構わないとノブナガ。
しかし、抗争になれば下部組織のチンピラは一切手を引く。今までのようにチンピラを使って情報収集ができなくなり、ヒソカを自力で探さなけれはならなくなるとタハオ。
「となると」
モレナが縄張りにいた場合は、自分たちがモレナを始末するのが一番早道だな、とフィンクスとノブナガ。
冷静に判断を下す旅団に危機感を抱くタハオ。
1004号室・第4王子(ツェリードニヒ)が電話で話している。
モレナは第2層にはいない、船に乗ってからずっと下層にいるだろうと言い、手が空いたら自分も動くと答える。
そして、私設兵にモレナのアジトを捜索させるよう指示を出す。
念の訓練を再開する第4王子。
儀によって生まれた守護霊獣のほかに、本能によって生まれた特質系の念獣の姿を確認するテータ。
どんな能力があるかも全く分からず困惑していた。
第4王子に念を習得させないようにしたかったが、恐ろしいスピードで念をコントロールしていく姿を見て作戦を変えることにする。
『これより基礎の応用編
四大行の複合技に移りましょう』
テータはオーラを閉じる「絶」を極めさせる。
第4王子の守護霊獣が警戒するが、テータは本当に念能力に必要な訓練だと警戒を解かせる。
(今は心の底からこの人の成長を願える)
(これなら明日にでも…やれる…!!)
何かを決意するテータ。。
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