ハチはどんな子?詳しくまとめました

保護猫ハチとの出会い

ハチの紹介

我が家の末娘ハチは、2021年2月時点で推定生後9か月。ナツメグ&みつばの兄ちゃんズよりも元気いっぱいで、ついつい乙女だということを忘れてしまいます(;’∀’)TwitterやYouTubeでは語り切れなかったハチとの出会いや健康状態を、備忘録も兼ねてまとめてみました^^

ハチが我が家にやってきた!

とある日の夜、子猫の鳴き声がすると気づきました。その時は地域猫が子連れで通ったんだろうと気に留めずにいたのですが、数時間後まだ鳴き声が聞こえたので家の外を確認してみることに。

そして夫が玄関を開けた時、目の前に子猫がいました。子猫は玄関脇のウッドデッキ下に潜り込んでしまったので、ちゅーるでおびき出し捕獲に成功。片手に収まるくらいの小さな子猫は頭と口に怪我をしていました。

捕獲直後のハチ

湿らせたタオルで拭いてみたところ、頭には何か刺さったような傷があり血が固まってこびりついていました。そして口の端がパックリと切れているのも分かりました。

とりあえず家にあったウェットフードを与えたところガツガツ食べてくれたので、その間にケージを準備してその中へ寝かせることに。

ケージの中のハチ

タオルやクッションを敷いたケージに入れると、鳴き続けて疲れ切ったのか傷のせいなのか、ケージの中で丸まったまま眠ってしまいました。

時間は深夜0時過ぎ。その日はかかりつけの動物病院が休診日だったので、ひとまずこのまま寝かせておいて、容体が急変したら近所の別の病院へ連れていくことに。結局その日はエナジーちゅーるを2本舐めた以外はずっと眠り続けていました。

そして、翌日の朝一番でお世話になっている病院へ。

怪我の状態を診てもらうと……

まずは頭と口の怪我を診てもらいました。

頭には何かが刺さったような傷があり、体液か膿が少し溜まっているとのことでした。口は裂傷で、縫ったりできないのでこのまま自然治癒させるしかないと言われました。そして、両方の状態から考えられるのは、何かの獣に噛まれたものだろうとのことでした。

可能性としては、母猫か他の野良猫にやられたのかな?でもなんとなく、母猫じゃないと思いたいです。。。

怪我以外の健康状態はノミダニが大量にいるくらいで他は問題なしとのことだったので、ステロイド注射とノミダニ駆除薬を先生に処置していただき、抗生物質をもらって帰りました。

ひと安心もすぐに異変が……

病院で診てもらった翌日、なんとなく様子がおかしいことに気づきました。

目が左右に動く「眼振」が見られ、立ち上がってもフラフラしてすぐ倒れてしまうのです。

ネットで調べてみたところ、「突発性前庭障害」じゃないかと思いました。

前庭障害とは目や頭の位置を正常に保持するための「前庭系」に異常が生じ、首が傾いた状態のまま戻らない(斜頸)、旋回や眼振(目が揺れる)などの症状を示す疾患です。
平衡感覚がうまく保てず船酔いのような状態になるため、嘔吐、ヨダレ、食欲不振、運動失調などの症状を伴うことも多々あります。
原因は、脳に問題がある「中枢性」、中・内耳(耳の奥)や前庭神経の問題である「末梢性」に分けられます。犬や猫では末梢性前庭障害が多く認められます。
末梢性は、中・内耳炎、感染、耳の中の腫瘍やポリープ、外傷、甲状腺機能低下症、アミノグリコシド中毒などにより起こります。最も一般的な原因は中・内耳炎ですが、原因がはっきり分からない「特発性」も多くみられます。
中枢性は頭部外傷、脳炎、脳腫瘍、脳血管障害、感染などにより起こりますが、炎症性疾患が最も多い原因疾患です。
引用元:あさくさばし動物病院

突発性前庭障害なら数日で良くなるようだったので2~3日様子を見ようと思ったのですが、音に反応しないことも気になっていたので再度病院へ連れて行きました。

診察の結果、小脳形成不全(小脳障害)と耳が聞こえていない(聴覚障害)ことが分かりました。

障害に負けないハチ

小脳が障害されると、眼振や首を振りながら歩く、うまく段差を越えられない、など運動機能に異常が現れます。子猫が歩行可能になった頃にそのような症状がみられた場合の先天的な疾患として、胎仔期のパルボウイルス感染、もしくは特発性の小脳低形成が考えられます。
引用元:なんせい動物病院

その結果を聞くまでは、元気になったら里親を探すことも検討していたのですが、脳に障害があって耳が聞こえないのではお迎えしてくれるおうちも見つからないだろうし、ここまでお世話をして今さら手放すのも無責任かな……と。この先どうなるかわからない不安はあるけれど、うちの玄関に来たのも何かの縁だろうということで、正式に我が家の一員として迎えることにしました。そして、それまで空白だった病院の診察券に「ハチ」と名前を書きました。

成長するにつれて動けるように

小脳形成不全は完治はしないけど症状が改善されていくことが多いと先生にも言われたので、しっかり栄養を摂らせるために病院で処方されたニューロアクトをごはんに混ぜて与えてみましたが、味が嫌なのか2日目には一切口にしなくなりました(-_-;)

自分の美容のためでも買わないくらいなかなかお高いサプリ。ネットの口コミでも評価が高く、関節にもいいらしいので今はダックス混血のワン姉さんに与えています。無駄にならなくてよかったw

仕方がないので似たような成分が入っているDHCパーフェクトビタミン+タウリンをごはんに入れてみたところ、こちらは問題なく完食してくれました。

どちらも試しに舐めてみたんですが、ニューロアクトは甘いけど後味がちょっとすっぱい感じで、DHCはかつおぶし風味なので、うちのニャンズは全員DHC派でした。

サプリメント入りのごはんをいっぱい食べて、転びながらもたくさん遊んでいるうちにだんだんと上手に歩けるようになり、今では階段やキャットタワーも難なく昇れるまでになりました♪

今の状態としては、

  • 動きはじめに少し頭が揺れる
  • 猫じゃらしを早く動かすと視線が合わない(通り過ぎる)
  • エサ皿との距離感がつかめないためカリカリをまき散らす
  • 耳が聞こえないので鳴き声が大きい

といった点が残っていますが、介助が必要なほどではありません。

今後も問題なく元気で長生きしてくれたら嬉しいです^^

ハチと出会った頃の動画はコチラ☆

ニャンズの自己紹介記事も見てね☆

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