呪術廻戦:第38話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑤ー」
※2018年12月3日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
「ま、仲良くやろうぜ。呪骸同士」
その言葉に怒りを露にするメカ丸の本体。
「オマエ強いな。何級だ?」
格付けを確認するパンダ先輩。
予想では2級から3級あたりだったが、「準一級」と言われ驚く。
一般的に”呪骸”とは、内側に呪いを宿し、自立可能な無生物の総称である。
そして、人工的な呪骸には心臓となる”核”が存在する。
しかし、パンダ先輩は感情を持って生まれた『突然変異呪骸』だった。
自分の噂を聞いたことがないなら、メカ丸は呪骸ではなく遠隔操作で術師が動かしていると見破るパンダ先輩。
「だからって呪骸扱いされてキレんなよ」
そして、呪力からして本体もそう遠くない場所にいるのでは?と予想する。
本体を狙うかメカ丸をぶっ壊すか…思案していると、メカ丸の術師が話し始める。
「どちらも叶わんサ『天与呪縛』知っているカ?」
自らが自らに科す呪縛ではなく、生まれながら肉体に強制された”縛り”のことで、その代償として広大な術式範囲と実力以上の呪力出力を与えられた。
メカ丸の術師は右腕と膝から下の肉体、そして腰から下の感覚がない。肌は月明りにも焼かれるほど脆く、常に全身の毛穴から針を刺されるような痛みを感じていた。
「俺はナ…人間(オレ)を差し置いテ、呪骸のオマエがのうのうと日の下を歩いているのガ」
「どうしようもなク…我慢ならんのダ」
メカ丸は究極形態に変化する。
すごい呪力量を感じとるパンダ先輩。さらに、攻撃の射線には野薔薇が。
(受けるしかない!!)
メカ丸の攻撃をモロに受けるパンダ先輩。
「死んだカ…いや、死という概念さエ、オマエには相応しくないナ」
メカ丸は立ち去ろうとするが…
「不幸自慢ついでに術式情報を小出しにしたわけだ。なかなか術師だな」
「ちょっとムカついちゃった」
メカ丸の攻撃に耐えたパンダ先輩。
その姿は「パンダ ゴリラモード」になっていた。
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