アクタージュ:第43話「正しい芝居」
※2018年11月26日発売週刊少年ジャンプ52号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
いよいよ、七生とアキラの出番になる。
自分を取り戻した七生は、タイタニック号の沈没で犠牲になった少女の役をうまく演じる。
続いて登場したアキラは、「正しい芝居」に徹するのだった。
一つ一つ丁寧に
正しい感情を
正しく表現する
しかし、アキラはなぜか客席が目につく感覚にとらわれる。
そして、景たちは裸なのに、自分だけ服を着ているような情けなさを感じていた。
(僕には…彼女たちと同じ景色が視えていない)
その様子に、モニターで見ていた亀太郎たちは「また形だけの芝居になっている」と心配する。
芝居をしながらどう立て直せばいいかを思案するアキラ。
(巌さん…僕は今どうすべきーー)
公演は数十日に及ぶ
進化する芝居こそ演劇だ
巌の言葉を思い出すアキラ。
そして、今日はこのまま終わらせて、今回の反省を次の舞台に活かすべきだと考える。
その時…
『具合がよくないようですけど大丈夫ですか』
景がアキラにアドリブを投げかける。
『?どうぞかけてください』
なぜ僕に?と焦るアキラ。
(ああ…僕はどうすべきなんだ?)
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