僕のヒーローアカデミア:第210話「ワン・フォー・オールの夢」
※2018年12月17日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
「ワン・フォー・オールの夢」について話し始めるグラントリノ。
その頃、第5セットを見守るA組の面々が試合を予想する。
爆豪たちとフォーメーションが似ているという飯田に、耳郎のような索敵係がいない分、慎重に行動しないとすぐやられるだろう、と瀬呂。
さらに、自分たちの時みたいに誘い出して位置を特定するのであれば、緑谷が爆豪以上の働きをする必要がある、と続ける耳郎。
皆の考え通り、自分が目立って動くことで、B組チームに攻撃させ場所を特定しようと考えるデク。思惑通り。B組・柳の攻撃でドラム缶が飛んできたその時、お茶子の悲鳴が聞こえる。
デクが声に反応し振り返ると、そこには物間の姿が。
まずはやっかいな緑谷を狙うだろうという裏をかいて、他の3人を仲間たちが追っている…とデクを煽る物間。
心操の個性をコピーしているかもしれないと考えたデクは、言葉を交わさないよう気をつける。
「心操くんとこんな話をしたよ。『恵まれた人間が世の中をぶち壊す』。爆豪くんの友達なら、なぜ彼は平然と笑っていられるのか教えてよ」
「平和の象徴を終わらせた張本人がさァ!!」
物間のその言葉に、顔色を変えるデク。
数秒前、やはりお茶子の悲鳴は心操の罠だった。
峰田のくっつくボールを紐につけて四方八方に張り巡らせていたところ、何かがくっつく。その時、何者かの攻撃を受けるが、芦戸のアシッドベールで防御する。
その攻撃は、B組・柳の「ポルターガイスト」だった。
攻撃が当たらず、あてずっぽうかと思われたが、一緒に飛んできた小さな物体が、芦戸の目の前で巨大化する。
物体のサイズを変えることができるB組・小大(こだい)の個性「サイズ」での攻撃も加わる。
お茶子は無重力で対抗するが、B組・庄田の「ツインインパクト」で追い討ちされる。
柳レイ子
個性「ポルターガイスト」
身近にあるものを操ることができる
しかし動かせるのはヒト一人分程の重量
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小大唯
個性「サイズ」
触れたものの大きさを変えてしまう
生物には適用されない
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庄田二連撃
個性「ツインインパクト」
打撃を与えた箇所に、任意のタイミングでもう一度打撃を発生させられる
二度目の打撃は数倍の威力になる
「今ので場所バレたかも…」
お茶子は自分たちとは別行動のデクを心配する。
その頃、オールマイトはグラントリノと電話で会話をしていた。
志村がOFA(ワン・フォー・オール)を受け継いですぐの頃、パトロール中に軽く話した内容だ、と言って話し始めるグラントリノ。
聞いてくれよグラントリノ
昨日変な夢見てさァ
黒いモヤモヤした男が目の前に立ってんの
そいつが私を見て言うんだよ
『まだその時ではない』
「え」
デクは体に異変を感じる。
オールマイト・相澤先生・爆豪も何かに気づく。
デクの右腕の装備を破壊し、黒いモヤモヤが現れる。。
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