呪術廻戦:第45話「賢者」あらすじ
※2019年2月4日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
呪霊退治と連動する札が一斉に燃え上がる。
その様子に驚く教師陣。東京校をあらわす赤色で燃え尽きるが、未登録の呪力(外部の人間)が祓ったとしても同じ結果になるため警戒する。
悟は楽巌寺学長らと共に生徒たちのもとへ向かう。
その頃…
「闇より出でて闇より黒く…その穢れを禊ぎ祓え」
呪文によって現れた「帳(とばり)」が空を覆い始める。
帳にたどり着いた悟は破ろうとするが、強い力で弾かれてしまう。
「ちょっと。なんでアンタが弾かれて私が入れんのよ」
歌姫は難なく腕を差し入れていた。
「なるほど」
にやりと笑う悟。
この帳は自分の侵入「だけ」を拒み、他の者は出入り自由な結界だと判断する。
そうだとすれば、こちら側の情報をある程度把握しているうえ、かなり腕の立つ呪詛師がいる。
ひとまず生徒たちの安全を確保するため、歌姫と楽巌寺学長だけで帳の中へ向かう。
その頃、現れた呪霊と対峙する伏黒たちは今後の対策を話し合っていた。
「ツナマヨ」と言いながら手で電話をするポーズをとる狗巻に、「そうですね。五条先生に連絡しましょう」と返す伏黒。
相手は「領域」を使うかもしれないから、距離を取って悟たちのところまで後退しようと考えるが、電話をかける前に呪霊によってスマホを壊されてしまう。
「動くな」
狗巻の声で動きが止まる呪霊。その隙に加茂が赤血操術で、伏黒が鵺と刀でそれぞれ攻撃を加えるが、全く効いていないのだった。
その時、呪霊が意味不明は言葉を呟く。
『やめなさい。愚かな児達よ』
音では何を言っているのか理解できなかったが、意味は理解できる。
『私はただ、この星を守りたいだけだ』
この星はもう人間と共存できない。時間があれば星はまた青く輝く。
だから人間のいない”時間”が必要なのだ、と語る呪霊。
『死して…賢者となりなさい』
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