【ジャンプ】僕のヒーローアカデミア第302話「火の不始末 後編」あらすじ感想レビュー【ネタバレあり】

僕のヒーローアカデミア:火の不始末 後編あらすじ感想

※この記事はネタバレを含みます。また、誤字脱字・解釈の違いはご容赦ください。

前回、燈矢は焦凍めがけて飛びかかりましたが、おそらくエンデヴァーが阻止したか燈矢が思いとどまったかで何事もなかったみたいです。

寝ている焦凍の隣で、冷に「燈矢から目を離すな」と忠告するエンデヴァー。今後は焦凍は他の兄姉たちと距離を置くことに決めます。

燈矢は父親であるエンデヴァーに見て欲しいだけだと冷は言いますが、「俺はヒーローの世界しか見せてやれない」と答えるエンデヴァー。しかし冷は「逃げてるだけじゃないの」と冷たく言い放つのでした。

そして5年後、5歳になった焦凍は父親から個性の訓練を受けています。その様子を見て、燈矢は夏雄に自分たちはいらない子なんだと愚痴を言っていました。

燈矢は近所の山に行っては一人で個性の訓練をしていました。母親の冷は燈矢に友達をつくって普通の子どものように育って欲しいと話しますが、「お母さんが何を知ってんだよ!?」と強い口調で反抗する冷は燈矢。冷は燈矢が父親(エンデヴァー)に縛られて苦しんでいるように見えると言いますが、自分たちを産んだ冷もそれに加担してると非難します。

そして、燈矢が13歳の冬、彼の個性が二次性徴をします。赤かった炎が蒼く変わり、燈矢はその姿をエンデヴァーに見せようと山に来て欲しいと誘います。服を着ていて見えない部分にやけどを負っていた燈矢を見て、なぜ止めなかったのかと冷を責めるエンデヴァー。

燈矢は山で父親を待ち続けましたが、エンデヴァーは行きませんでした。悲しみに暮れる燈矢の目から蒼い炎が溢れます。そして、燈矢の体は一瞬にして炎に包まれてしまいます。エンデヴァーから火力の上げ方しか教わっていなかった燈矢。その炎は山を燃やし、エンデヴァーたちはその火事で燈矢が亡くなったものだと思っていたのです。

その後、燈矢を死なせてしまったことから焦凍への執着を強めてしまったエンデヴァー。こうして轟家の家族崩壊は起こりました。

自分が父親(エンデヴァー)と燈矢を向かい合わせてやっていれば荼毘は生まれなかったし焦凍に盛りそばをご馳走してやれてたかもしれないと話す夏雄。そして、たとえ心が砕けても自分たちが立たせるから、あなた(エンデヴァー)は荼毘と戦うしかないのだと話す冷。毅然とした態度の冷を見て驚くエンデヴァー。

冷は、自分たちよりよっぽどつらいはずの焦凍が、再びお母さんと呼んでくれた。雄英高校で友達をつくって、家族をつなぎとめてくれた。

『焦凍が轟家(うち)のヒーローになってくれたのよ』

むせび泣くエンデヴァーに、焦凍は声を絞り出すように「みんなで燈矢兄を止めに行こう」と手を差し伸べる。病室の外には号泣するエンデヴァーの声が響くのでした。。

 

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