ハイキュー!!:第330話「エースのさだめ」
※2018年12月10日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
『なんとっこれは胸で上げた木兎光太郎ー!!!』
『ん~~自由っ(笑)』
木兎の胸レシーブに、実況も思わず笑ってしまう。
研磨たちも「ナイスレシーブ」と言いながら笑いがこみあげる。
このボールを鷲尾が決めて、貉坂11-10梟谷となる。
木兎のプレイに会場は盛り上がるが、そんな中でもしっかりと決めてくる桐生の気迫に一瞬で静かになる。
『相手を黙らせるような一発 桐生八…!!』
さらに桐生は木兎を狙ってサービスエースを奪う。
他人の評価を気にしたり
他人と自分を比べたり
そげな雑念この世にあることすら知らんように
バレーボールを
ただバレーボールをしにくる
牛島にも
木兎(こいつ)にも
負けてたまるか
桐生2回目のサーブも木兎を狙って、一気に4点差となる。
ここで梟谷1回目のタイムアウト。
木兎は前衛でブロックと真っ向勝負の回数が多いだけじゃなく、サーブでも狙われる
相手が強くなればサーブの威力も精度も当然上がる
狙われ続けるプレッシャーは相当なもの
と分析する黒尾。
(折れんじゃねえぞ…木兎)
タイムアウト明け、桐生3回目のサーブはアウトになる。
貉坂14-11梟谷
梟谷の攻撃、木兎のアタックを”貉坂ツインタワー”の一人、MB(ミドルブロッカー)雲南がブロック。
貉坂16-12梟谷
控えているもう一人のMB・貒(まみ)に、コート上から手ぶりで会話する雲南。
(この試合・お前・ブロック・0本)
怒り心頭で殴り掛かりそうな貒を必死で止めるチームメイト。
貉坂は木兎対策として、MBをストレート配置していると研磨。
「昨日も今日も木兎サン、ストレートキレキレだもんね」
貉坂・臼利のサーブ、ネットに当たって前に落ちたところを梟谷・尾長が反応。
赤葦は木兎にトス。
木兎はブロックを避けてコート中央に打つが拾われてしまう。
黒尾「対木兎シフトはストレート警戒もあるけど、”中”に打つようより強く仕向けるため」
カウンターで貉坂に追加点。
貉坂17-12梟谷
臼利2回目のサーブ、際どい位置に落ちるが猿杙がレシーブ。
赤葦から木兎へのトスかと思われたが、木兎にチラッと目をやる赤葦。
「ツゥーー!!」
赤葦のツーを呼んでいた臼利。
貉坂のブロックに阻まれ痛恨の失点。
貉坂18-12梟谷
読みが当たって喜ぶ臼利とは対照的に、呆然とする赤葦。。
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