【ジャンプ】アクタージュ:第34話「演技指導」
※2018年9月22日発売週刊少年ジャンプ43号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
\前話のあらすじはこちら/

一人で酒を飲む巌。
ほどほどにしろ、と酒を取り上げる阿良也。
巌は煙草に火をつけようとするが、それも取り上げられてしまう。
巌から奪ったグラスの酒を飲み干す阿良也。
飲み終えた瞬間その場に倒れる阿良也。
今なら何をしても起きない、と聞いた夜凪は阿良也の顔に落書きをする。
そして、巌は夜凪に今日から本番まで演技指導をすることを伝える。
アキラにからむ亀太郎。
イケメンか大手事務所に所属していないと認められないと言う亀太郎に、自分は恵まれていると思っていない、巌や阿良也と芝居をしている亀太郎たちのほうが羨ましいとアキラ。
『お前も巌さんに認められたからここにいんだろうが』
亀太郎の言葉にハッとするアキラ。
巌は政治で出演者を決めたりしない、だから速攻成長しろ。
『これは戦いだ』と亀太郎。
彼らは今回の舞台で引退すると決めている巌に
「こいつらともっと芝居がしたい」
「演劇を続けたい」
と思わせる公演をすると決意していた。
その頃…
『半年ほどまえに膵臓に悪性の腫瘍が見つかった。およそ3か月から半年。それが俺の余命だ』
『俺はそろそろ死ぬ』
巌は自分の余命を夜凪だけに告白する。
巌は死者であるカムパネルラを演じる夜凪に、自分の病状・死の体感を語ることで演技指導をすると決めていた。
『お前は俺の死を喰って役作りをしろ』
なぜ入院しないのか、みんなに言わないのかと問う夜凪。
『おれが演出家で お前が役者だからだ』
自分の死で舞台がよくなればいい、という巌。
翌朝、目覚めた阿良也は朝帰りしても大丈夫なのかと夜凪に問う。
何事もなかったかのようにやり取りをする夜凪。
誰にも知られちゃいけない
全てはみんなを導くために
これは、そういう舞台だったんだ
談笑する巌や劇団員の姿を見て、決意を固める夜凪。
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