呪術廻戦:第41話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑧ー」
※2018年12月22日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
野薔薇と対峙する西宮は、1年の割に戦い慣れていると分析する。日頃からパンダ先輩にブン投げられている野薔薇は、打たれ強くなっていたのだった。
西宮は「呪言」対策で耳から脳にかけて呪力で守っているため、気が散ってしまい野薔薇を攻めきれずにいた。
「説教は…終わりかよ!」
野薔薇の言葉に、真依がどんな状況に置かれているかを話し始める西宮。
「真依ちゃんが求められているのは”完璧”なんて生易しいもんじゃない」
禪院家では完璧なんて当たり前。「禪院家相伝の術式を引き継いでいること」それ以外は落伍者として扱われ、さらに女となればスタートラインにさえ立たせてもらえないこともある。
「禪院家に非ずんば呪術師に非ず。呪術師に非ずんば人に非ず」
そんな家に一生仕えて蔑まれて生きる…それが真依たちの境遇だと西宮。
「うるせぇよ」
「どんな生い立ちだろうと、私はアイツが気に食わねぇ。同じ生い立ちでも、私は真希さんが大好きだ」
そして、自分たちこそ呪おうとしている相手(虎杖)がどんな人間か考えたことがあるのか、と野薔薇。
「”完璧”も”理不尽”も、応える義務がどこにある?テメェの人生は仕事かよ」
野薔薇は今まで飛ばしてきた釘を呪法で爆発させ、西宮めがけて大木を倒す。
木を避けて高度を下げた西宮に掴みかかるが、箒を掠めただけだった。
(これで十分!)
掠め取った箒の枝を藁人形に刺す野薔薇。
「男がどうとか女がどうとか知ったこっちゃねーんだよ!テメェらだけで勝手にやってろ!」
「私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!強くあろうとする私が大好きだ!」
「私は、『釘崎野薔薇』なんだよ!!」
藁人形の効果で箒が操作できなくなった西宮は地上へ落下する。
野薔薇はトンカチでは下手をすると殴り殺してしまうと考え、ピコピコハンマーに持ち替えて殴り掛かる。
4発目を当てようとしたその時、どこからか飛んできた銃弾がこめかみに当たって倒れる。
「有効射程ギリギリ…よかった当たって♡」
それは真依が撃ったゴム弾だった。
電話で西宮とやり取りをする真依。
メカ丸と連絡が取れないことから、おそらくパンダが戻ってくる。その場を離れて上からみんなをサポートして欲しいと伝える真依。
電話を切った真依の傍には…真希の姿が。
真希「なんだよ。仲間呼ばねーの?別に私は2対1でもいいぜ?」
真依「楽しみ方って色々あるでしょ?皆でボコボコにするより…一人で楽しみたいの。アンタは」
真希「お姉ちゃんって呼べよ。妹」
真依は銃を、真希は刀をそれぞれに向けて威嚇し合う。。
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