BORUTO:第30話「対峙!!」
※2018年12月22日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
割ってしまった花瓶を直そうと頑張るカワキ。その様子を見ていたヒマワリに、合理的じゃないし時間がかかるから直すのはやっぱり無理だ、と告げる。新しい花瓶も買ってくれたし、もう十分だよ、と返すヒマワリ。
ボルトはそのやり取りを壁に隠れて聞いていた。
一方、木の葉の里に忍び込んだ居士は蛙の目を通してカワキを監視する。
火影の家にいると知り、うかつに手出しはできないと警戒する。
「もっとも…手を出すつもりなど毛頭ないがね…」
「期待しているぞカワキ…そして…うずまきボルト」
意味深に笑う居士。
その頃、里の外ではデルタがイライラしていた。
居士が戻ってくる気配がないため、背中から監視マシンを分離させて里に侵入させる。
花瓶の修繕に手こずっているカワキに声をかけるボルト。
「カーマの研究がしてぇんだろ?いいぜ…付き合ってやってもよ」
実戦形式が手っ取り早いと言うカワキ。二人は外へ出てカーマを発動させる。
その様子を見守るナルトとヒマワリ。
腕を変形させてボルトの攻撃を防ぐカワキ。それを見て驚くヒマワリに、カワキの体は科学忍具だと説明するナルト。
「スピードや身のこなしは悪くない」
次のステップへ進む、と言ってボルトに手のひらを向けるカワキ。
「”吸収”してみろ。いいな…よけるなよ」
突然攻撃されて思わず避けてしまうボルト。
2発目が飛んできたとき、カワキのように手のひらを向けてみるが…吸収することは出来なかった。
「いきなりできるわけねーだろが!やり方を教えろよやり方をォ!」
怒りをぶつけるボルトに、「意外とセンスねーんだな」とカワキ。
木の上では居士のカエルが二人の様子を監視していた。
言い合いを始めたボルトとカワキに、「和解の印」をして終われと声をかけるナルト。
二人が指を合わせたその時、ボルトとカワキの手に激痛が走る。
さらに、ボルトの脳裏に大筒木モモシキの姿が浮かぶ。
「…何だ?何が起きた?」
その様子を見ていた居士は、ボルトの手の傷が治っていくことに気づく。
ボルトはカワキと指を合わせた瞬間、大筒木モモシキの姿が浮かんだことを不思議に思っていた。
念のためカワキに何か見えたかと聞くが、カワキには何も見えていないようだった。
ボルトの傷が治癒したことが、カーマによるものなのかボルトの特性なのか考える居士。
(ジゲンにも同じ力があるとしたら…こいつは少々厄介だな…)
その頃、デルタの監視マシンもカワキの姿を捉える。
「見つけた」
デルタは感知されるのを覚悟で里に侵入する。
侵入者を感知したいのは、すぐにナルトへ報告する。自分が直接対処すると答えるナルト。
そして、「カワキを狙っている敵がもうすぐここへ来る」とボルトたちに話し逃げるように言うが、一足先にデルタが到着してしまう。
「…てめー…デルタ…!」
デルタの姿を見て驚くカワキ。
「あたしのお仕置きがどんなに壮絶か…よく覚えてるみたいね」
ナルトはボルトたちを庇うように立ちはだかる。
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