食戟のソーマ:第293話「猛る兵装」
※2018年12月22日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
『一回戦、サージェvs幸平創真ぁ!!間もなく試合開始です!!』
実況の声が響き渡る。
サージェ「貴様にはここで消えてもらうぞ。朝陽様のためにも…!」
創真「朝陽?」
創真は朝陽の名を出すサージェに何か知っているのかと聞くが、何も答えてくれなかった。
その時、試合の対戦テーマが発表される。
「お題は、クリスマスパーティを盛り上げる…ケーキだ」
「最高に美味しいケーキを出していただく!!」
それを聞いてどよめく会場。8月に開催される大会で、しかも料理コンクールでケーキとは誰も予想だにしていなかった。
創真に菓子を作って極めた経験はあるかと問うサージェ。
授業で基礎を教わって、何度か遊びで作ったことがあるくらいだと答える創真。
「フン…そこが違うのだ、表の連中と我々ではなァ」
そういってサージェは兵装料理を繰り広げる。
チェーンソーにスレッジハンマー、起爆装置のような特殊改造オーブンを駆使し、見事なケーキを作り上げる。
「これが私の『クラスターボムケーキ』、その全容である!」
サージェのケーキに魅了される審査員たち。
そして、ついに創真の番が回ってくる。
「この次元の美味…作れるものなら作ってみろ!」
それを聞いた創真は…
「奇遇っすね。俺も持ってるんすよ、チェーンソーなら」
そういって創真が取り出したのは…
スーパーやコンビニでアイスを買うと貰える、木製の平たいスプーンだった。
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