鬼滅の刃:第145話「幸せの箱」あらすじ
※2019年2月9日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
上弦の壱に遭遇した獪岳は、鬼になりたいと懇願する。
圧倒的強者に跪くことは恥じゃない
生きてさえいればなんとかなる
死ぬまでは負けじゃない
地面に頭をこすりつけようが
家がなかろうが
泥水をすすろうが
金を盗んだことを罵られようが
生きてさえいれば
いつか勝てる勝ってみせる
そう信じて進んできたんだ
跪き懇願する獪岳に、「あの方に認められれば…我らの仲間となるだろう」と言って、獪岳の掌に鬼の血を与える。
「一滴たりとて零すことまかりならぬ。零した時にはお前の首と胴は泣き別れだ」
獪岳は血を飲み干し、鬼となった。
「死んで当然なんだよォォ!爺もテメェもォォ!」
獪岳は雷の呼吸・弐の型で斬りつける。
「大勢人を食ったな!もう善悪の区別もつかなくなったんだろ?」
善逸の問いかけに、「俺を正しく評価し認めるものは”善”!低く評価し認めない者が”悪”だ!」と答え、参の型を繰り出す獪岳。
さらに畳みかけるように伍の型・陸の型で善逸を追い詰める。
「どうだ!?血鬼術で強化された俺の刀の切れ味は!」
斬撃を受けた部分がひび割れ、満身創痍の善逸。
「俺は特別だ!お前らとは違うんだ!」
叫ぶ獪岳を見つめながら、昔を思い出す善逸。
獪岳が俺のことを嫌っていたのは十分わかっていたし
俺だって獪岳が嫌いだった
でも
尊敬してたよ
心から
アンタは努力してたしひたむきだった
いつも俺はアンタの背中を見てた
特別だったよアンタは
爺ちゃんや俺にとって
特別で大切な人だったよ
だけどそれじゃ足りなかったんだな
爺ちゃんごめん
俺たちの道は分かたれた
ごめん…”兄貴”
善逸は態勢を立て直し反撃する。
雷の呼吸 漆の型
火雷神(ほのいかづちのかみ)
一撃で獪岳の首を斬り落とす。
「畜生!畜生!やっぱりあの爺贔屓しやがったな!」
お前にだけこんな型を教えて、と悔しがる獪岳に、
「これは俺の型だよ。俺が考えた俺だけの型。いつかアンタと肩を並べて戦いたかった…」
落下しながらうつろな瞳で呟く善逸。。
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