アクタージュ:第37話「混乱」
※2018年10月15日発売週刊少年ジャンプ46号掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
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【ジャンプ】アクタージュ:第36話「巌裕次郎」あらすじ&ネタバレ
アクタージュ:第36話「巌裕次郎」 ※2018年10月6日発売週刊少年ジャンプ45号掲載 この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください \前話のあらすじはこちら/ 『巌裕次郎になって、あの劇団を導くこ...
『巌さんが来れない…?
どういうこと景…』
開演直前、景は巌が危篤だとみんなに告げる。
信じられない様子の彼らに、ずっと病気を患っていたこと、モルヒネで痛みを紛らわしていたことを話す。
いつ亡くなってもおかしくないと聞き、亀太郎は公演を延期して巌のところへ行こうと提案する。
しかし「親の死に目に会えないのが役者だ」と答える阿良也。
俺たちはあの人のために芝居をしていたわけじゃない
あくまで自分のためにだ
そうだろ?
だけど、そうだな…
確かに知らなかった
あの人への感情が…
思い出が…
こんなにも心を乱させるなんて
知らなかった
いつも冷静な阿良也だが、さすがに動揺を隠せないようだった。
(無理もない)
(皆、巌さんと芝居をするために今までやってきたのだから)
困惑する劇団員たちを見つめる景。
その頃、すでに客席はほぼ埋まっていた。
ネットニュースで巌の入院が報じられ、観客がざわつき出す。
すでに客席全体が混乱しており、芝居に集中できるような状態ではなくなっていた。
再び楽屋。
阿良也の首を締めあげる景。
「何のつもりだ」と阿良也。
『こういう時、巌さんならこうするから』
自分が巌なら、カムパネルラなら、皆が星みたいに輝き続けるのを銀河鉄道の車窓から見ていたい。
それが巌にとっての一番の幸(しあわせ)だから、と景。
なんでそんなことがわかるんだと問う亀太郎。
『だって巌さんは演出家で
私たちは役者だから』
その言葉に何かを感じる阿良也たち。
「役者を名乗る覚悟か…
そうだったね」
決断した様子の阿良也。。
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