ハイキュー!!:第329話「全国三大エース」
※2018年12月3日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
桐生の強烈なアタック。
レシーバーを吹き飛ばすほどの威力だ、と実況も興奮気味に解説する。
試合を見ながら冷静に分析する研磨と黒尾。
研磨「桐生はパワーだけでなくジャンプもすごい」
黒尾「貉坂はフィジカルトレーニングに力入れてる」
研磨「打ち方が面白い。普通より左に傾いてる」
山本「桐生はスパイクの時、利き腕にできるだけ体重を乗せる打ち方を意識しているらしい」
黒尾「パワー重視型だよな。精密に打ち分けるのではなく”ぶっ放す系”」
研磨「パワー系全国三大エース?そんな人のスパイク触ったら腕ハジケんじゃん」
黒尾「高さとパワー…それだけでおっかねーワードだけど奴はたぶん…それだけじゃない」
桐生、中2時代の回想シーン。
当時から大活躍だった桐生。全国大会の対戦相手は、すでに頭角を現していた牛島在する白鳥沢。
桐生も牛島もお互いに執拗なマークを受ける。
牛島はどんなに厳しいマークでも打ち負けなかったが、桐生は心が折れてしまいオーバーハンドで返すのが精一杯になってしまうのだった。
自分たちが桐生に頼り過ぎて負けた、と謝るチームメイトに
(なんであやまる…謝らんでくれ)
「全部呼ぶけん…全部打つけん」
悔し涙が溢れる桐生。
現在に戻り、低いトスにも短い助走で合わせて打つ桐生。
決して打ちやすい球じゃなかった、どんな球でも得点に繋げる『悪球打ちの桐生』と絶賛する実況。
スパイクの助走は2歩・3歩助走が普通だが、今の助走は1歩。返球するだけで精一杯だったり、無理に打ってもブロックに阻まれてしまうような場面でも彼は”合わせる”。
「桐生は器用さと強引さが混在したスタイルの選手だ」と解説する。
桐生は過去の経験から、どんな球でも打ってみせる選手に成長していた。
そんな桐生の強打が木兎めがけて飛んでくる。
(やべ、出すぎた。アンダー無理。オーバーも)
一瞬で判断した木兎は…
「ン゛ン゛ーーッ」
仁王立ちし、胸で受ける。
『ナイスレシーブ!!』
桐生たちが驚く中、自画自賛する木兎。
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