僕のヒーローアカデミア:第212話「続・受け継ぐモノ」
※2019年1月7日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
両親はいつも疲れた顔をしていた
それが辛かった
初めてヒーロー活動を目にした時
活動よりも周りの人々の表情に目が行った
人の喜ぶ顔が好きだった
だから、困ってる人を助けることは当たり前だった
その当たり前がいかに大変なことなのか
余裕がなくて必死に助ける彼を
見てきたから思う
『ヒーローが辛い時、誰がヒーローを守ってあげられるだろう』
お茶子は暴走したデクに抱き着く。なんとか落ち着かせて暴走を止めようとするが、デクの意志ではどうにもならないと気づく。
そこで、お茶子は心操に助けを求める。
「心操くん!洗脳を!デクくんを”止めてあげて”!!」
そう言われた心操は、デクにどう問いかけるか考える。
体育祭でデクに負けてから、あの時とは違う自分を見せてやれるとワクワクしていた心操。
(また戦えるって!楽しみにしてたんだぜ!)
立派なヒーローになって
俺の”個性”を
人のために使いたい
「緑谷ァ!」
「俺と戦おうぜ」
自分の声で語りかける心操にデクは…
「~~~~ん゛ぉ゛お゛…」
「応!!」
その瞬間、暴走が止まりデクの体内へ戻っていく。
デクの意識の中。
「おめェェなァァァ!!!」
「違うんだよ違う!言ったさ!?確かに『一人じゃない』ってさ!?」
「時満ちたさ!?発現したさ!?でもさ!?」
「その力はもう!雑念マシマシで使っていいモノじゃアなくなってる」
突然、ファンキーなスキンヘッドがまくし立ててくる。
(歴代継承者の一人…!!)
「頑張りなさいよ!!」
あっけにとられるデクに向かって喝を入れる先代。
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