呪術廻戦:第43話「京都姉妹校交流会ー団体戦⑩ー」あらすじ
※2019年1月21日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
加茂と交戦中の伏黒。
お互いの術式を分析する二人。
加茂の術式は「赤血操術」。自身の血とそれが付着したものを操る。
伏黒の術式は「十種影法術」。禪院家相伝の術式の一つで、影を媒介とした十種の式神を操る。
お互い様子見をする中、加茂が天井を射抜き、崩れ落ちた天井で目隠しをした隙に接近して蹴りを食らわせる。
伏黒は咄嗟に防御するが、加茂のパワーはすさまじく、ビリビリと腕がしびれるのだった。
「よく反応したね。気を抜くなよ」
加茂は目を見開き、さらに攻撃を続ける。
(スピードもパワーもさっきまでとはまるで別人!)
伏黒は攻撃を防ぐだけで精いっぱい。
血を操るということは
形状や運動だけではない
体温・脈拍・赤血球量などの血中成分まで自由自在
「ドーピングか!」
加茂は術式で自らの血を操り、一時的にパワーアップしたのだった。
一方その頃、真希に刀を取られた三輪が呆然としていると、メカ丸から電話がかかってくる。
「はい。役立たず三輪です」
『眠れ』
声を聞いた三輪はその場に倒れる。
電話の相手はメカ丸ではなく、狗巻だった。
呪言によって眠らされた三輪は、そのまま棄権となる。
電話を切った狗巻はその場を離れようとするが、異様な気配を感じて警戒する。
交流戦の様子を映像で確認していた歌姫は、「呪霊がうろついている森に放置しておくわけにいかない」と三輪のもとへ向かう。
その時、楽巌寺学長は加茂とのやり取りを思い出していた。
二人の目の前には準1級の呪霊。虎杖を始末するために、楽巌寺学長が準備していたのだった。
躾に使った匂いと笛を加茂に渡し、状況次第ではこの呪霊を使って虎杖を殺すように指示する。
おそらくすでに加茂が虎杖と接触して匂いをつけているはず。東堂と戦って弱ったところに襲わせれば殺せるだろうと楽巌寺学長は考えていた。
「そうさの…三輪が心配じゃ。早う行ってやれ」
「こんぶ…」
警戒する狗巻の前に現れたのは…楽巌寺学長が仕込んだ準1級呪霊だった。
驚く狗巻の目の前で、準1級呪霊の頭が転げ落ちる。
その背後から別の呪霊が現れる。
「しゃけ、いくら、明太子」
狗巻は謎の呪霊と対峙する。
一方、屋根の上にたたずむ真人と花御。
「さて…俺らも仕事を始めよう」
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