ハイキュー!!:第337話「次」あらすじ
※2019年2月9日発売週刊少年ジャンプ掲載
この記事にはネタバレが含まれておりますのでご注意ください
(この1点、獲るか獲られるか…正念場)
赤葦はバックアタックの態勢に入った木兎を見ながら、どう攻撃すべきか考えを巡らせる。
そして最終的に選んだのは…
木兎のバックアタック。
すかさず桐生が拾いダイレクトで返すが、返球はアウトになってしまう。
『ナァーイスキィー!ぼーくーとー!!』
盛り上がる梟谷。
その後、一進一退の攻防が続き、梟谷学園のマッチポイントに。
最後は梟谷1年・尾長が決めて試合終了。
貉坂22-25梟谷
セットカウント2-1で梟谷学園が勝利を収める。
ネット越しに握手を交わす選手たち。
桐生は木兎に
「高校最後の大会、お前と戦えてよかった」
と声をかける。
木兎はギュッと桐生の手を強く握り、「この先セッター以外にも『もっと良い球よこせ』と言った方がいい」とアドバイスをする。
その様子に、どこまでも前を見据える男だと痛感する桐生。
ロッカールームへ戻り、涙を流す貉坂の選手たち。臼利は桐生に「八さんに負担をかけるのは分かっていたけど、それでも上げたいから上げました!」と泣きながら告げる。
桐生は
「俺は期待されるのが怖かった。でも今日改めて分かった。トスが上がるから頑張れた。お前たちは強い。来年はみっちゃん先生(監督)を胴上げしてやれ」
と笑顔で答える。
一方、赤葦はルッカルームに戻る途中で仲間たちから離れ、廊下のベンチに座って一息つく。
「怖かったーーー」
試合途中で臼利の作戦にハマった赤葦は、自分が敗北のきっかけにならず良かったと安堵していた。
その様子を見た木兎が声をかけ、隣に座る。
「最初はから回ってたけど、今日のリバウンドは良かった」と言われ、「試合中に余計なことを考えました…」と素直に答える赤葦。
「理由が分かっているなら次は対策できる」と木兎に慰められ、赤葦の目から涙が溢れる。そして、泣きながら木兎の影響されやすさを何とかした方がいいとアドバイスをする。
さらに、「最後のバックアタック気持ちよかったよな」という木兎に、「うまくいって良かったですが、試合中は練習でやってきた出来事を100%でやるべきです」と正論をぶちかます。
二人の様子を窺っていた仲間たちは、泣いてるくせに頑固でブレない奴だと笑うのだった。
いつもなら言い負かされる木兎だったが、
「試合内容をフィードバックして試合で確実にしていくのはいつもやっていることだ」
と珍しく論破する。
「よっしゃ!あしたこそ全部拾って全部決める!」と大口をたたく木兎に赤葦が「全部は無理」と言おうとするが、言いかけたところで「今日は反論に反論できる!」と木兎。
「”ムリ”ではなく”ムズカシイ”である!」
またしても論破された赤葦は、笑いながら「そうですね」と返す。
貉坂と梟谷の戦いが終わり、いよいよ烏野vs鴎台の「小さな巨人対決」に突入!
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