ウォーキング・デッド シーズン9:第5話「清算」
「起きろ。時間だぞ」
(シーズン1の病院)ベッドで寝ている若い頃の自分自身を起こすリック。
若いリック「起きろよクソ野郎」
鉄骨がわき腹に刺さった状態のリックは意識を取り戻し、自分で鉄骨から体を引き抜く。
フラフラになりながらも馬に乗り、ウォーカーの大群を誘導する。
(オープニング)
アン(ジェイディス)は車で移動しているが、エンストして止まってしまう。
無線で男とやりとりをするアン。
もしワナだったら…という男に、避難するためならなんでもすると答える。
ウォーカーを誘導中のリックは山小屋を発見し、傷口を布で縛って応急処置をする。
小屋には白骨が2体。銃撃戦でもあったのか、壁には無数の穴が開いていた。
(シーズン1)アトランタへの道を馬で進むリック。
その先にはパトカーに乗ったシェーンの姿が。
「家族を捜してる」
呪文のように繰り返すリック。
ジュディスが自分に似なくて良かったとシェーン。
「お前はクソ野郎だ」とリック。
そして、シェーンにしたこと(殺したこと)について謝罪する。
シェーン「そんなことはいい。それともう一つ…起きろ」
目覚めたリックの目の前にはウォーカーが迫っていた。
なんとか回避し、小屋から脱出する。
一方、アレクサンドリアではマギーが到着、ニーガンのところへ行こうとするのをミショーンが説得していた。
「あなたが私の立場だったらアイツはとっくに死んでた」
「1年半かけても消せなかった」
「どうすれば解放される?こんな生き方は無理」
切実なマギーの想いを聞いたミショーンは、牢のカギを渡しニーガンのもとへ行かせてしまう。
ニーガンと対面するマギー。
「もっと早く来ると思った」
グレンのことを話し、マギーを挑発するニーガン。
「光の下へ行きなさい」とマギー。
泣きながら「殺してくれ」と頼むニーガン。
「妻の元へ行かせてくれ。俺を殺すのは君であるべきなんだ」
「自分では死ねなかった。こんな生き方はしたくない」
早く殺して欲しいと懇願する姿を見て、生かしておく方が復讐になると考え直したマギーはニーガンを牢屋へ戻し、その場を後にする。
マギーとミショーンのところに、キャンプが大変なことになっていると知らせが届く。
その頃、ウォーカーを誘導するリックは馬上で再び気絶してしまう。
農園でハーシェルと会話するリック。
ハーシェルに謝りたいというリックに、「マギーは強い子だ。心配はいらない」とハーシェル。
そしてまた「家族を捜してる」と呟くリック。
「疲れたんだ。俺の家族はここで見つかるかも」というリック。
ハーシェル「いいや、起きるんだ」
馬上で意識を取り戻したリックは何とか持ちこたえるが、再度気を失う。
「外に死人がいる」と書かれた病院の扉を開けると、そこには無数の死体が横たわっていた。
そして、それは仲間たちの死体だった。
死体の山からサシャが現れる。
「家族を…あなたは失っていない。だから迷わないで」
「あなたは…起きるのよ」
落馬したリックは意識を取り戻す。
傷口からは血が流れ続けていた。
痛みと出血で動けないリックにウォーカーが迫る。
銃を拾い、ウォーカーを撃つリック。
3体仕留めるが、そこにウォーカーの群れが現れる。
なんとか歩いてウォーカーを誘導し始めるが、橋の手前で意識が遠くなる。
ダリル「リック」
間一髪のところで仲間たちが助けに来る。
ミショーン「私のために、みんなのために戦って」
リック「君は家族だ。君を見つけた。だがこれは…現実じゃない」
ミショーン「現実よ。起きて」
リックは目を覚まし、橋の上に移動する。
背後にはウォーカーの大群が迫っていた。
修繕途中の橋だったが、ウォーカーが通っても崩れない。
「そんな…嘘だ」
リックが諦めかけた時、どこからか矢が飛んでくる。
今度は本当に仲間たちが現れ、リックを救おうとウォーカーの大群に向かっていく。
「ダメだ…俺のために…数が多すぎる」
リックの元へ急ぐミショーン・マギー・キャロル。
ダリルはボウガンでリックに近づくウォーカーを仕留めていく。
橋の上のダイナマイトを発見したリックは…
「家族を見つけた」
ダイナマイトを撃ち、橋は爆発し崩壊、ウォーカーの群れは川へ落ちてゆく。
錯乱し泣き崩れるミショーンを抱えるマギーとキャロル。
ダリルは涙を流し、その場を離れる。
ヘリを待つアンは、川岸に流れ着いた瀕死のリックを発見する。
「Bがある。最初からAはなかった。友人を救いたい。そっちのためにもなる」と無線の男に取引を持ち掛けるアン。
意識が戻ったリックはヘリの中に。
アン「生きてる。私が助けるわ」
リックはアンとともにヘリでどこかへ向かう。
それから数年後ーーー
ウォーカーに囲まれる生存者たち。
「こっちよ」
幼い女の子の声が聞こえる。
逃げ延びた生存者たちに名前を聞く少女。
自分たちの名を名乗り、「あなたは?」と聞く女性(マグナ)。
背中に日本刀を背負い、コルトパイソンを持つその少女は、保安官の帽子を拾い上げる。
「ジュディスよ。ジュディス・グリムス」
※誤字脱字、解釈の違いはご容赦ください。
【シーズン9】
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