ウォーキング・デッド シーズン9:第4話「各々の義務」
ミショーンはジュディスの世話や畑仕事・町の修繕、ケンカの仲裁や看病など忙しい日々を過ごしていた。日中は町の中で働いていたが、夜になると外へ出て、ウォーカーを始末せずにはいられなかった。
ある夜、絞首刑になったグレゴリーのように、木に吊るされたウォーカーを発見する。気を取られているとウォーカーに襲われ、刀を落としてしまう。とっさに木製のバットを手に取りとどめを刺す。
(オープニング)
ハーシェルをあやすマギー。シッターに預けた後、バールをリュックに忍ばせているとき、ジーザスがジョージーからの手紙を渡しに来る。
後で読むと歩き始めたマギーに、バールを持ってどこへ行くのかと問うジーザス。そして、「ニーガンを殺すべきだった。リックのように過ちを犯して欲しくない」と告げるが、マギーの決意は変わらなかった。
リックに橋の修繕について話すユージーン。聖域メンバーが抜けたことで人員が減り、作戦の継続は難しいと報告する。さらに、2つのウォーカーの群れが移動中だが、合流する気配はなく、キャンプは安全だと告げる。
「力になれなくてすまない」というユージーンに、「君は知識だけの男じゃない。ゼロから創り上げているんだ」と励ますリック。
キャロルはリックに「王国へ戻る」と告げる。聖域にはアルデンを戻らせた。聖域は自分たちを必要としていない。未来は自分たちで決めるだろうとキャロル。
それを聞いて、「自分は正しいことをしているだろうか」と問うリック。キャロルは「私も模索中だ」と答える。
「マギーがアレクサンドリアへ向かった。理由は分かるだろう」とジーザスから連絡があったことをリックに報告するジェリー。リックは無線で「マギーを付き添いなしでアレクサンドリアへ入れるな」と伝える。
無線に出た女性は「了解」と答えるが、それをアレクサンドリアへ伝える気はなかった。
リックはダリルのバイクでアレクサンドリアへ向かう。
ミショーンにニーガンが食事をしないと伝える女性。ミショーンは「私が対処する」と答える。
ダリルはリックをアレクサンドリアへ連れて行く気はなく、町から離れようとする。気づいたリックはバイクを止めさせ、二人は口論となる。
無線を使おうとするリックに掴みかかるダリル。そのままもみ合いになり、大きな穴へ落下してしまう。
ニーガンに食事を運ぶミショーン。話をしてくれたら食べると言われ、20分だけならと答える。
穴に落ちたリックとダリルは言い合いになる。
「ニーガンを生かすことに意味がある」というリックと、「マギーが殺すことに意味がある」というダリル。互いの意見は相容れないものだった。
ダリルは「グレンがリックを救った。ローリやカールに会えたのも、俺たちに出会えたのもグレンのおかげだ」と言い、オーシャンサイドが聖域メンバーを殺していたことも理解できると告げる。
「それを知ってて言わなかったのか?」と憤るリック。
そして「マギーがニーガンを殺せば奴は殉教者になる。戦って死んだ者たち、カールの死が無駄になる」と興奮気味に訴える。
「あんたのために死ねる。カールのために死ねた。カールにとらわれ進む方向を間違っている」というダリルに、「俺に従えと言ったことはない」とリック。
ダリルは「そうだな。頼むべきだった」と答える。
ミショーンの話を聞いて、「俺よりも退屈そうだ」とニーガン。「再生するために努力している」と返すミショーン。
ニーガンは死んだ妻の話をする。妻はガンで亡くなった、カールのような子供が欲しかったと聞き、ミショーンは亡くなった息子アンドレの話をする。
君は俺と同じ。壁や柵の中では死んだも同然だ、とニーガン。
ミショーンは食事を投げ捨ててその場を後にする。
ゲイブリエルを縛り上げ、ウォーカーを近づけるアン。
「助けを求めた君を救えずすまない。いつか許して欲しい。何をしても君を許す」と言われ、泣き出しそうになるアン。
そして、ウォーカーを遠ざけ、ゲイブリエルの口をふさぎ気絶させる。
武装した聖域メンバーがキャンプにやってくる。オーシャンサイドが犯人だと気づいた、受けて立つとジェド。キャロルは隙をついてジェドの足を蹴りつけるが、銃撃戦になってしまう。
銃声を聞いたリックとダリルは協力して穴から抜け出すことにする。
仕事に集中できないミショーンは食事を持って再びニーガンのもとへ向かい、自分とニーガンは違うことを説明する。
自分と同じで愛する者などすべて失うことが怖いはずだ、とニーガン。そして、「何かにしがみついていたい。彼女(ルシール)に会わせて欲しい」と頼む。
「ここにはない。外にある」と答え、出て行くミショーン。ニーガンはそれを聞いて取り乱す。
穴からの脱出を試みるリックとダリル。先に地上へあがったリックがダリルへ手を伸ばす。
「兄弟。手を掴め」
なんとか協力して地上へ戻った二人。ダリルはキャンプへ、リックはウォーカーの群れを誘導してキャンプから引き離すと告げ馬に乗る。
「気をつけろよ」と声をかけるダリル。
その頃、コンテナ内で目を覚ますゲイブリエル。ポケットには「速く行くなら一人、遠くへ行くなら一緒に、私は一人で速く行く」と書かれたメモが。
アンが去ったことを悟り、むせび泣くゲイブリエル。
アレクサンドリアへ向かうマギーは、途中でミショーンが仕留めたウォーカーを見つける。
ウォーカーを誘導しに向かったリックだが、群れに囲まれ興奮した馬に振り落とされてしまう。
落下した先には鉄筋がむき出しになっていて、リックの腹に突き刺さる。
激痛で気を失うリック。彼のすぐそばにはウォーカーの大群が迫っていた。。
※誤字脱字、解釈の違いはご容赦ください。
【シーズン9】
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