僕らは奇跡でできている:第5話(11月6日放送)あらすじ
一輝(高橋一生)が育実(榮倉奈々)と親しくなれるように、新庄(西畑大吾)の実家でもらったコンニャクをおすそわけするよう一輝に勧める山田(戸田恵子)。
しかし、育実がそれを受け取らなかったことから、ますます育実のことが気になり始めた山田は、ついにクリニックへ。素性を隠し、患者として育実と対面するが、そこで思わぬ人物と出くわす!
そのころ一輝は、虹一(川口和空)にリスが渡る橋について、実験結果を報告していた。虹一は自分も森へ行きたいと話すが、母・涼子(松本若菜)の許しをもらうのは難しいという。
見かねた一輝は、虹一が親子で行く予定の歯みがきイベントに自分も参加し、そこで涼子を説得すると約束する。
一方、大学では一輝の授業が面白いとうわさが広がっていた。しかしただ一人、新庄だけは、そんな一輝にいら立ちを覚えていた。
両親が作るコンニャクを褒めたにも関わらず、「僕なら(家業を)継がない」と答えた一輝の心中が分からなかったのだ。そんな思い悩む新庄と構内で出くわした鮫島(小林薫)は……。
恋人と別れた育実は、患者の数を増やそうと中国語を勉強したり、子ども向けの歯みがきイベントを計画したりするなど、これまで以上に仕事に打ち込んでいた。
しかし、別れた寂しさを埋めようとむきになって仕事をするあまり、あかり(トリンドル玲奈)にキツく当たり反感を買う事態に。
迎えたイベント当日、育実は手作りの紙芝居や実演で会場を盛り上げようとするが、子どもたちの反応はいまひとつ。気まずいムードがただよい始めたその矢先、会場の空気を変えたのは、虹一との約束を果たすために来ていた一輝だった。
おかげでイベントは大成功。しかし、育実は素直に喜ぶことができない。頑張っても報われない自分と比べ、毎日好きなことをして楽しそうにしている一輝に、どこか理不尽さを感じる育実。
そんな矢先、クリニックを訪れた一輝から、突然「森に行きませんか?」と誘われて…。
出典:公式サイト
イベントを成功させたお礼として、一緒に森へ行こうと育実を誘う一輝。
そして育実は一輝と森へ行き、リスの橋をかける手伝いをする。
作業中、雨が降ってきてしまい、いつもの小屋に雨宿りしに行く二人。
新庄に「僕なら継がない」といった話を聞いていた育実は、なぜそんなことを言ったのかと質問する。
「主語が”自分”じゃなかったから」
”先生”が美味しいと言ったから、”親”が喜ぶだろうから…
だから継がないといったのだと一輝。
自分も親の家業を継いでいる育実は、それのどこがいけないのか、ちゃんとした理由だと返す。
継いだ歯科医院を今よりもっと立派にすることが夢だと語る育実。
そして一輝に「あなたの夢は何ですか」と聞く。
「ない」と答えるが、「やっぱりありました。虫歯を抜いてできた穴は、歯で埋めたいです」と一輝。
育実は「それは無理です。残念ですが…かないません」と答える。
バイト中の新庄は、鮫島に言われたことを思い出していた。
「目の前にあることを一生懸命やっていれば、願いは叶うんじゃないかな?」
育実もまた、一輝から借りた歯ブラシで服の汚れを落としながら、あかりや一輝に言われたことについて考えていた。
「彼氏とのことを仕事で埋めようとしている…」
「歯が抜けたところは歯で埋めたいです…」
「それって本当にやりたいことですか…」
育実「私は…愛されたい」
涙を流し、そうつぶやく育実。
雨があがり小屋の外で作業をしていた一輝。
「僕の歯ブラシ、役に立ちましたか?」
小屋へ戻り育実に問いかけるが、泣いている育実を見て戸惑ってしまう。。
※誤字脱字・解釈の違いはご容赦ください。
各話あらすじ
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話
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