ウォーキング・デッド シーズン4 第9話:そして、独りに
リックたちが去った刑務所はウォーカーで溢れかえっていた。
徘徊するウォーカーの中に、頭を撃ち抜かれたガバナーが静かに横たわっている。
ミショーンは壊滅した刑務所へ戻り、罠にかかったウォーカー2体を「ウォーカー避け」にし、紐で繋いで連れて歩く。
頭だけになってうごめいているハーシェルを発見したミショーンは、刀でとどめを刺す。
道を歩くカールとリック。大けがを負ったリックは歩くのもままならない。
リックはカールにゆっくり歩くように指示するが、不機嫌な顔をするカール。
二人はレストランを発見、食料確保をすることに。
リックはカールに見張りをするよう言うが、カールは拒絶する。
店の中には1体のウォーカーが。リックはオノで仕留めようとするが、けがのせいで手こずってしまう。
カールが銃で仕留めるが、「弾の無駄だ」と咎めるリック。
リックよりも多く食料を確保したカールは「僕の勝ちだ」と呟く。
2体のウォーカーを連れたミショーンは、ぬかるみで新しい足跡を見つける。しかし、あえて反対方向へ歩き出す。
リックとカールは空家で休むことに。カールはことあるごとにリックに反抗する。
2階の部屋で見つけたケーブルでドアを固定するカール。さらにソファでバリケードをするべきだとリック。ドアはしっかり固定した、結び方はシェーンに習ったと嫌味を言うカール。
マンションの一室、二人の男性と談笑するミショーン。駆け寄ってくる小さな男の子。
抱き上げて二人にワインを勧めるが、男性二人の両腕がなくなり、抱いていたはずの男の子の姿も消えていた。叫び声をあげるミショーン。
その瞬間ミショーンは目覚め、すべて夢だったのだと悟る。
朝になり、カールは2階の一室で本を読みながらシリアルを食べていた。ソファで眠るリックに声をかけるが、ピクリとも動かない。揺さぶりながら大声で呼ぶカール。
その時、ケーブルで閉じたドアを開けようとする気配が。
ドアの外には2体のウォーカーが。カールはウォーカーに声をかけておびき寄せる。安全な場所に移動して仕留めようとするが、物陰からウォーカーが現れもみ合いになる。
なんとか3体のウォーカーを倒したカール。脱げた帽子を被り直し、「僕の勝ちだ」と呟く。
2体のウォーカーを連れて森を歩くミショーン。自分に似たウォーカーを発見し、ハッとする。
空家に戻ったカールは3体のウォーカーを始末したことを眠り続けるリックに報告する。仲間を守れなかったリックを責め、一人で生きていけると言いその場を去る。
カールは別の家に入り中を物色する。
キッチンで大きな缶詰を発見し、2階へ向かうとそこにウォーカーが。銃を撃つが仕留められず、もみ合いながらなんとか部屋に閉じ込める。
ドアに「ウォーカーが中にいる。僕はこいつに負けなかった」と書き、屋根に座って手に入れたプリン缶を食べるカール。
自分に似たウォーカーを刀で斬るミショーン。
次々と襲ってくるウォーカーと2体のウォーカー避けも倒してしまう。一人になったミショーンは道まで戻り、足跡をたどる。
リックのそばで寝ていたカールはふと目覚め、うめき声をあげながら動き出したリックに銃を向ける。しかし撃つことが出来ず、死を覚悟する。
その時、「カール。ここにいろ。外は危険だ。」と言い、再び気を失う。カールはリックに寄り添い、泣き出してしまう。
リックとカールが立ち寄った店で昔を思い出し涙するミショーン。
一人で外へ出たカールを叱りながらも、食料を確保したことを褒めるリック。カールが一人前になったと認め、今までの行動を謝罪する。
「謝らないで」と言い、笑顔を見せるカール。
ミショーンは道に転がっている食べたばかりのプリン缶を発見し、家の中を覗く。
そこにはリックとカールの姿が。安堵したミショーンはドアをノックする。
ドアを叩く音に警戒する二人。のぞき穴から確認し、思わず笑い出すリック。
何が起こっているか分からないカールに、「お前に客だ」と言う。
※誤字脱字、解釈の違いはご容赦ください。
【シーズン4】
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