ウォーキング・デッド【シーズン2】第1話
建物の屋上で、リックはトランシーバーでモーガンに語りかけていた。CDCで仲間が一人亡くなったこと、自分は彼女を守れなかった…と。そして、フォートベニング基地へ向かうことを告げ、通信を終了する。
基地へ向かう車内、リックたちはグランドキャニオンへの家族旅行を思い出していた。カールが車酔いをしてしまったためたどり着けなかったと笑いながら話すリックとローリ。
カールとソフィアは「グランドキャニオンへ行きたい」と言い、「連れて行く」と約束をするリック。
別の車では、シェーンが銃の手入れをしていた。それを見つめるアンドレア。彼女の銃は父親からの贈り物だった。
そんな時、リックたちの前に大量の放置車両が。
避けながら進んでいくが、デールの運転する車が故障してしまう。 放置車両には今後必要になりそうなものがあるだろうということで、車の修理をしながら車内を物色するリックたち。
見張りをしていたデールとリックが、車の間を歩いてくるウォーカーの群れを発見。仲間たちに車の下に隠れるよう指示する。 ただ一人、車内で銃の手入れをしているアンドレアだけはまだ気づいていない。
隠れる場所を探すTドッグは、壊れた車で腕を切ってしまう。アンドレアもウォーカーに気づき隠れるが、彼女がいる車内に1体のウォーカーが入ってきてしまう。
隠れながら銃を組み立てるアンドレアは、焦って音をたててしまいウォーカーに気づかれる。
一方、腕の傷から出血しているTドッグにウォーカーが近づいていた。万事休すのところでダリルがウォーカーを倒し、Tドッグの上に倒したウォーカーを被せ、自分も死体に隠れてやりすごす。
ウォーカーの群れが去ったと安心したソフィアが車の下から出ようとしたその時、残っていたウォーカーに見つかってしまう。怖がるソフィアは森へ逃げ、その後をリックが追う。
ソフィアを見つけて安全な場所へ隠れているよう指示し、追ってきたウォーカーを自分に引き付けるリック。なんとかウォーカーを倒し、グレン・ダリル・シェーンと共にソフィアの元へ戻るが、彼女はすでにいなくなっていた。
引き続きリックとダリルがソフィアを探し、仲間たちは出発の準備をする。ソフィアが戻るまではここを動かないと言うキャロル。
武器を見つけたカールは大喜びでシェーンに見せに行くが、「デールの所へ行け」と冷たくあしらわれてしまう。それをとがめるローリに、「車を見つけて（仲間から）抜ける」と告げるシェーン。
ソフィアを探すリックとダリルは、倒したウォーカーの爪に皮膚がついているのに気づき、ウォーカーの腹を裂いて確かめることに。ウォーカーが食べたのは、ソフィアではなくウッドチャックだった。
アンドレアの銃を取り上げるデール。シェーンもそれに賛成する。
仲間の元へ戻ったリックとダリル。夜が明けたらもう一度探すとキャロルに話すリックを「ソフィアをなぜ置き去りにしたのか」と責めるキャロル。
「唯一の選択肢だった」と説明するリック、「誰でもそうした」と同意するシェーン。
翌朝、車の修理をするデールと負傷したTドッグ以外の全員でソフィアを探すことに。銃を返して欲しいアンドレアはデールと口論になり、「私の人生に口を出さないで」と強い口調でデールを責める。
森の中でテントを発見したリックたち。だがテントの中には銃で自殺した男の死体があるだけだった。ガッカリするキャロル。その時、どこからか鐘の音が響いてきた。
鐘の音を辿ると、そこには教会が。ウォーカーを倒しソフィアを探すがここにもいない。教会で休憩中、ローリはシェーンと話し合っていた。それを偶然聞いてしまうアンドレア。
キャロルはソフィアの無事を祈り、懺悔をする。
仲間から離れようとしているシェーンに、「自分も連れて行って欲しい」とアンドレア。シェーンは断るが、アンドレアは「考えておいて」と引き下がらない。
そろそろ戻ろうと言うシェーンに、もう少し探すとリック。シェーン・リック・カール以外は車の所へ戻ることに。
リックがローリに銃を渡そうとするが、断るローリ。それを見ていたダリルはテントで見つけた銃をローリに渡す。苦々しい表情で見つめるアンドレア。戻る途中、銃を持つローリに嫌味を言うアンドレア。
ローリはアンドレアに銃を渡し、「その目にはうんざりだ」と言う。「みんなもよ」と切り出したローリは、「ソフィアがいなくなった件でリックを責めるのはやめて欲しい」と抑え切れない怒りを吐露する。
ソフィアを探すリックたちの目の前に、大きな牡鹿が現れる。ゆっくり近づくカールを見守るリックとシェーン。その時、一発の銃声が牡鹿とカールを貫いた…。
※誤字脱字、解釈の違いはご容赦くださいませ。
【シーズン2】
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