大恋愛:第5話(11月9日放送)あらすじ
尚(戸田恵梨香)に、「別れよう」と伝えた真司(ムロツヨシ)。それは、尚の病気のことを考えて出した、苦渋の決断だった。
娘の様子を見て心配した薫(草刈民代)は、事情を聞こうと真司のもとを訪れる。
真司の「侑市とやり直した方がいい」と考えているような発言を聞き、薫は「金輪際、娘とは関わらないでください」と告げる。
尚と顔を合わせたくない真司は、木村(富澤たけし)の計らいでバイト先の倉庫に泊まることに。
尚は、どうにかして真司と話そうと、バイト先を訪れるが、真司に気を使った木村が追い返してしまうのだった。
メールを送っても真司が待ち合わせに現れることはなく、尚はいつもの居酒屋で一人ぼっち。そして、真司から尚宛ての宅配便が届いたある日、真司のアパートからは全ての荷物が撤去されていた。
それから9か月後ーーー。
スマホに録画した”忘れてはいけない質問”に答える尚。「これに答えられなくなったら、あなたがやるべきことは一つ。自ら死ぬことです。」画面の中の尚はそう告げる。
すっかり生きる気力を失ってしまった尚。診察する侑市は「間宮さんと何かあったんですか?」と問うが、「うまくいってます」と嘘をつく。
鬱状態になりつつある尚を心配し、新薬の治験を勧める侑市。
母・薫に頼まれて花屋に行く尚。その帰りに寄った本屋で、真司が書いた小説を発見する。
「共に砂漠を歩こうとしてくれたNさんに捧ぐ」
真司の小説「脳みそとアップルパイ」はベストセラーとなっていた。
小説を買って読みふける尚。二人の思い出がよみがえってくる。
「自分は運命の相手ではなかった」
尚のためには侑市と一緒にいる方が良いと考えていた真司。尚は小説を読み終え、その気持ちにようやく気付くのだった。
そして侑市もまた、母が買っていた真司の小説を読み尚の現状を知る。
インタビューを受ける真司。作品のヒロインと再会したいかという質問に、「もう二度と会うことはない」と答える。
インタビュー終了後、担当者(木南晴夏)から侑市が会いたいと言っていることを聞く真司。
侑市から、「僕と彼女は今でも医師と患者の関係です」と聞いた真司は、「彼女を支えられるのはあなただと思ったから身を引いたのに」と驚く。
自分は二度振られた身だ、といい、尚が落ち込んでしまっている現状を話す侑市。そこへ、侑市から呼ばれていた尚が現れる。
久しぶりに再会した二人。
真司「尚ちゃん。結婚しよう」
尚「いつか…真司のこと忘れちゃうけど…いい?」
真司「…いいよ」
二人は尚の母・薫に結婚の許しをもらいに行く。
「お嫁に出すなら…もうママは卒業だね」
安心と寂しさから涙を流す薫。
「ママ、ありがとう」
結婚式当日、木村に牧師を頼む真司。
木村「覚えている間はもちろん、たとえ忘れてしまったとしても、愛し続けることを誓いますか?」
真司・尚「誓います」
結婚式の後、食事の席でみんなに自分が軽度認知障害であることをカミングアウトする尚。
「死んでしまいたいほど苦しかったけど、でも今は…このまま死んでしまいたいくらい幸せです」
そして、二人は夫婦となった。
※誤字脱字・解釈の違いはご容赦ください。
各話あらすじ
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 最終話
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