ウォーキング・デッド シーズン5 第9話:弔いの帰郷
仲間を埋葬し、祈りをささげるリックたち。
自分の故郷は壁に囲まれ安全だとノア。「ベスも行きたがってた」と聞いたリックは、仲間たちとノアの故郷バージニアへ向かうことにする。
無線で連絡を取り合うリックとキャロル。リックはタイリース・ミショーン・グレン・ノアと一緒にバージニアの町へ。
人質交換はうまくいっていた、ベスの死は別の問題だと言うノアに、「起こるべくして起こったことだ」と答えるタイリース。ノアは町に残してきた母親と双子の兄弟を心配する。
町の近くまできたところで、リックたちは車をおりて歩いていく。 森の中にはワイヤーが張り巡らされていた。
リックたちはノアの故郷「シャイアウィルト団地」に到着。「狙撃手はいるか?」と見張りを警戒するが、誰もいないようだった。
団地の入口へきたノアは大きな門を叩く。しかし、中から反応はない。壁によじ登って町を見渡したグレンは、無言でノアを見つめる。
リックたちは町へ入るが、そこは廃墟と化していた。座り込み泣き出すノア。リックは無線でキャロルに「町は消滅した」と伝える。
ノアをタイリースにまかせ、リックたちは物資調達に向かう。リックはグレンに町へ来たのは間違いだったと思うか聞く。
「ベスが撃たれ、ドーンは不本意だと言う顔をしたが彼女を殺したいと思った。もしベスが死んでなくても殺したかったのかもしれない」とリック。
ノアを慰めるタイリース。立ち上がり、突然走り出すノア。タイリースはノアを追いかける。
「マギーと再会したが、ベスが死んで整理がつかなかった。しかし今なら立ち止まらない」と言うグレン。ミショーンはこの町にとどまろうと言い出す。
走り出したノアは自分の家まで来ていた。タイリースと二人で中へ。リビングで母親の死体を発見し、布をかけるノア。
別の部屋では男の子(ノアの弟?)がベッドに横たわっていた。タイリースが壁に掛けられた双子の写真を見ていると、男の子が現れタイリースの腕に噛みつく。急いでリックたちを呼びに行くノア。
タイリースの目の前に、死んだはずのマーティンが現れる。驚いていると、今度はボブやリジ―、ミカが語りかけてくる。リジ―とミカは「これでいい」とほほ笑み、ガバナーはタイリースを責めたてる。
近づいてきたガバナーがウォーカーに変わり、子供に噛まれた腕を盾にしてウォーカーを倒すタイリース。一軒家のイラストに血が滴っている。
町で暮らそうとリックたちを説得するミショーン。壁があって安全だと力説するが、町の外には死体が転がり、森に続く門や壁は朽ち果てていた。
気が変わりここにとどまったらあの死体のようになるだけだ、ワシントンへ向かおうと言い出すミショーン。その意見にリックも賛成する。その時、どこからかノアの叫び声が聞こえてきた。
ウォーカーに襲われているノアを助けるリックたち。仲間たちはタイリースのもとへ急ぐ。
動くはずのないラジオからはベスの歌声が。ギターを抱えて弾き語りをするベス。部屋の中には相変わらず死んだはずの者たちがいた。
ガバナーに責められるタイリースは、「終わりじゃない、諦めない」と答える。リジ―とミカが優しく手を取るが、実際はリックたちがかけつけタイリースの腕を切り落とすところだった。
襲ってくるウォーカーを倒しながら町を脱出するリックたち。瀕死のタイリースを抱え、なんとか車に乗り込む。
タイリースにはラジオのニュースが聞こえていた。「切ってくれ」と言う彼の目の前には、ほほ笑むベス・ボブ・リジ―とミカ。
車を停め、外へ出てくるリックたち。タイリースは息を引き取っていた。
ゲイブリエルが聖書を読み、タイリースを弔う仲間たち。憔悴した表情のサシャ。墓に立てられた十字架には、タイリースの帽子がかけられていた。
※誤字脱字、解釈の違いはご容赦ください。
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【シーズン5】
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